【短歌】思春期 三首、その二
自意識が
魔法の鏡
覗き込む
柔らかな髭
小さなニキビ
解説
思春期は自意識や羞恥心というものが最高潮に達する。訳もなく鏡ばかり見て自分の容姿を確認していた僕。うっすらと柔らかな産毛のような髭が鼻の下に生え始める。小さなニキビが気になってしょうがない。体の変化が嬉しいのか戸惑っているのか自分でも分からなかったあの頃。
自意識が
魔法の鏡
覗き込む
柔らかな髭
小さなニキビ
思春期は自意識や羞恥心というものが最高潮に達する。訳もなく鏡ばかり見て自分の容姿を確認していた僕。うっすらと柔らかな産毛のような髭が鼻の下に生え始める。小さなニキビが気になってしょうがない。体の変化が嬉しいのか戸惑っているのか自分でも分からなかったあの頃。