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ドラマーになりたかったな。

「一番好きな曲は?」
そんなこと聞かれて答えられる人間がいるのでしょうか?
もし即答してる人を見たとしたら
この人は世の中の曲をそんなにまだ知らないんだろうなとか思うのかな。
あるいは自分が即答したらそう思われるのかな。w
それとも、あくまでも自分の経験上での判断なので
世の中の曲を10曲しか聴いたことなくてもそれはそれで成立するのか、とか思うのかな。。
僕は好きな曲がありすぎてきっとちゃんと答えられないと思います。
でも「もう大好きなんです!」と思った曲はたくさんあるので、
「一番」限定でなければ答えられますよ。
それでも曲に関してはベスト3でも迷うだろうけれど。w w

そのほかにも
「好きなアーティストベスト3は?」ならなんとか答えられるかも知れません。
「好きなギタリストベスト3は?」
「好きなドラマーベスト3は?」も同じく。
「好きな有名人ベスト3」
「好きな映画ベスト3」
その他諸々、誰だってそういうベスト3は持っているものですよね。

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当然自分の生きてきたその時期時期でベスト3は違ってくるわけですが、
ほぼ半世紀を生きてきた現時点では
そのすべての経験や過程を俯瞰することが出来たりもするんでね。
若気の至りや
人の目を気にする仲間内の世間体や
妄信的なのめり込みはそこにはなく、
ちゃんと自分の根源的な好みに向き合えて、
堂々とこれが好き!と認識出来てる状態なわけです。
まあそれぞれのベスト3は内緒にしときますけれども。(笑)
なんてね。
まあそれぞれは機会があればひとつづつということで
今回は害のないところで(?)
誰も興味のないドラマーだけ発表しちゃおうかなっと。
(まあ突っ込まれないための予防線的なねw)

僕はスネアのリムも若干一緒に叩いてるかのようなスネア・サウンドが好きでね。(ガッチリ一緒に叩いてるのは嫌。。。笑)
上位3人はやはりスネアのアタック感が少し似ているドラマーになりました。

3位:サイモン・フィリップス

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Simon Phillips - Outback


サイモン・フィリップス?と意外と思われる方もいますかね。
元々はジャズの世界から出てきたドラマーですが、あらゆるポピュラー・ミュージック・シーンにおいて披露してきた超絶なるテクニックは、たくさんの名盤のバックを支えるドラマーとして重宝されてきましたね。
現在も故・ジェフ・ポーカロの後任としてTOTOに正式に在籍中です。
数ある名演奏の中でも、マイケル・シェンカー・グループのファースト・アルバム『MSG』の『イン・トゥ・ジ・アリーナ』で披露されたドラミングは最高です。
あまり知られてませんがミック・ジャガーの東京ドームのこけら落としライブのドラミングは意外にも圧巻なんです!
本当にシビレにしびれまくりました。w

2位:リッチー・ヘイワード

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Little Feet - Day at the Dog Races


もう絶対になにかヤバいものやってる感バリバリのドラミング・パフォーマンス。
すべてにおいて彼は最高のドラマーの一人だと。w
僕が世界一好きなバンド、あのリトルフィートの独特のリズム・グルーブは間違いなくリッチーしか生み出せないもの。
唯一無二の天才。
あんなドラマーには二度と出会えないと思います。
2010年にローウェルの元に。
ご冥福をお祈りいたします。

1位:マヌ・カチェ

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Manu Katche & Kyle Eastwood


ピーター・ガブリエルの『So』でいきなりポップス・シーンに現れた超絶テクニックのスーパー・ドラマー。
ピーター・ガブリエル・バンドのドラマーとしてワールド・ツアーにも参加。その後も彼のアルバムでは欠かせないメンバーとなりました。
翌年発表のスティングの『.....Nathing Like The Sun』でもフィーチュアされ、オープニングの『The Lazarus Heart』でのドラミングは傑作。
特に彼のハイハットワークは特筆すべき才能で、フィルインの位置取りも天才的で意味不明。笑
恐ろしいくらいのテクニックに裏打ちされた彼のプレイは革新的で、とっても美しいのですね。
マヌ自身もジャズバンドを率いて活動中。
ヴォーカリストでもあるし。w

そして次点(4位):ジェフ・ポーカロ

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Jeff Porcaro - Medley On Rosanna


言わずと知れたTOTOの天才ドラマー。
下手をすると次の拍領域に入っちゃうよくらいにためるスネアが彼独特のリズム・グルーブを生み出していました。
そのグルーブは世界中のどんなドラマーよりも心地いいものでしたね。
本当は3位でもよかったくらいに大好きだったドラマーです。
スティーブ・ルカサー曰く「僕はジェフとずっとやってきたからメトロノームでの練習は必要なかった」と言わしめるほどの天才グルーブ・マスター。
世界中のドラマーが真似をしたフィルインや天才的なシャッフル・グルーヴ・テクニックは一世を風靡。
さらに、グラミーを制覇した『TOTO IV』においては、レコーディング/ミキシング・エンジニアのアル・シュミットが手がけたドラム・サウンドは、ジェフのテクニックと相まって、ドラム・サウンド・ミキシングのお手本とまで言われました。
1992年に38歳の若さで急逝。
TOTOシャッフルよ永遠なりです。

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ドラマーって憧れます。
だってどんなミュージシャンともセッション出来るからね。
しかもやっぱカッコいいし。
あー。やっぱりドラマーになりたかったな。
ずっと音楽に関わってきてミュージシャン&コンポーザー生活を20年以上過ごしてきたのに、実はそんな風にずっと思ってました。笑
これからも多分、ドラムの音が最初に耳に入ってくるんだと思います。

なんとかベスト3を選定しましたが、これは僕だけのベスト3ですから。
同意がなくても共感がなくてもいいんです。
なんとなく記しておきたくなったので。
それでもやっぱり。
曲のベスト3は無理だな。。。笑



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