[書評]大学図書館司書が教えるAI時代の調べ方の教科書
各図書館に1冊、いつでも見れるようにしてほしい本!
図書館を使い分けて調べていこう!
いやあ、知らないことだらけの本でした。
気になったところをメモっていきました。
◆調査で使う、知っておくと便利なサイト
使う・使わないは別にして
知っておくのと、知らないのでは差がありますね。
◆本で情報を収集する(P90)
言われてみるとなるほどですね。本をひとくくりにするのではなく、目的によって分けるということ。大切です。
◆近くの図書館で本を探す(P92)
この[探し方の流れ図]がわかりやすいです。
本当は図なんだけど、強引にテキスト化するとこんな感じ。
キーワードで探す
↓
もう十分/もっと探す
↓
分類で探す/キーワードで探す
…
とチャートになっているのでわかりやすい
◆本はここを見る。(P108 )
学生時代は、本を1ページ目から、ただ順番に読むっていうことが普通だと思っていました。今は、読書会ファシリテータを学び・実践中で、まさに、タイトルやはじめにを見て、本の概要を掴むところからスタートしていますね。大事なところです。
◆有料データベースを使う(P116)
全く知らなかったです。知っていると困ったときに便利ですね。
◆図書館を使い分ける(P166)
図書館で情報を収集するために最寄りの公共図書館を訪問することありますよね。そこで、資料が見つかったらいいのですが、見つからなかったとき、どういうことができるのでしょうか?
すぐに入手しないとダメなのか、1~2週間待てるのかによって、アプローチが変わります。
もっと早く知っておきたかったところ。
このP167の図だけでも、調べものをしたい人にとって価値ありです。
#大学図書館司書が教えるAI時代の調べ方の教科書
#中崎倫子