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#映画リストを晒そう (個人編)チェーンナーさんにご馳走したい映画たち

今回も、チェーンナーさんにお声をかけて頂きました。
#プレイリストを晒そう に続いて、映画特集です。

前回、私とチェーンナー先生のプレイリスト(映画のサントラ編)の中で
なんと「グーニーズ」がかぶるという奇跡が起こりました。
いや、奇跡ではない気がします。
起こるべくして起こったというか、当然なような気もします。
あの冒険映画が好きで、憧れて、たどり着いた人は匂いでわかります!

さて、今回はどういうリストにしようか色々迷いました。
晒したい映画は色々あります。

贅沢に悩みながら、チーズがとろけたハンバーガーを食べていた時、
閃きました!

今回の映画晒しは、「グルメ映画特集」です。
食べるの大好き、脳内の8割が食べ物といってもいいくらいの私が自信を持っておすすめする映画たちは、
美味しい食べ物人々の温かい交流が描かれたものばかりです。


・シェフ!三つ星フードトラック始めました

私が一番オススメしたいグルメ映画はこちら!
父×子×Twitter×キューバサンドイッチ

「アイアンマンシリーズ」で監督を務めたコメディアン俳優のジョン・ファヴローが監督、主演の映画。
アメリカではフードトラックは一つのカルチャーとして一人立ちしているほど信念と技術を持った人が経営している。
そのフードトラックを、親子で旅をしながらアメリカを縦断する話。
なぜフードトラックなのか、なぜ旅をするのかは観てからのお楽しみ。

父が子に仕事に対する情熱や想いを少しずつ伝えていく。
それを受け止めて成長していく息子。
Twitterや携帯の使い方や便利さを父に教える息子。
それを頼もしく思いながら使い方を覚える父。

父と子の優しい交流に、情熱的なラテン音楽、涎が出そうな食べ物たち!
バターたっぷりのトーストにとろけるチーズ、
揚げたてに粉砂糖をまぶした揚げドーナツ(バニエ)、
40時間かけて燻した宝石のようなスモークビーフ・・・。
ダイエット中は観るのをおすすめしません。

途中であの人も出てくるので、アイアンマン好きな人はニヤニヤしてください。


・マダム・マロリーと魔法のスパイス

インドから移住してきた一家がレストランをオープンしたのはフランスの田舎町。
気難しいマダムマロリーの正統派フランス料理店の向かい側。
優雅なクラシック音楽が中がれる中、鴨のローストを食べていると、
向かい側からインドの賑やかな音楽とスパイスの匂い。
はじめはぶつかり合うインド人とフランス人。
最後に起こる奇跡とは・・・

文化の違う人々のぶつかり合い、そこから生まれる友情や深い関係。
そういう映画がとても好きで、この映画もその代名詞と言える作品です。

インド料理とフランス料理の融合。
カルダモンを効かせたフランス料理。
マンゴーを液化窒素で凍らせたデザート(欧米で人気の分子ガストロノミー)などなど・・・
想像がつかない料理たちが次々登場します。
いつかどこかで食べてみたい。

この映画ではミシュランの星について取り上げられていますが、
料理界でミシュランがどんな存在なのか
シェフがどんな気持ちで審査を待つのか
垣間見ることができます。


・大統領の料理人

フランスのミッテラン大統領の料理人を務めた女性の料理人のストーリー。
閉鎖的な料理の世界で、初の女性料理人として大統領官邸の厨房に立つ主人公。
男性陣の嫉妬や意地悪、大統領の料理人ならではのルールに縛られながらも(なんと、健康上の理由で生クリームやバターをほとんど使ってはいけない)、フランスの田舎料理をベースにシンプルだけど贅沢な料理が並びます。

「マダムマロリー」にも出てきましたが、「セップ茸」というキノコを使ったトリュフとのオムレツがそれはそれはおいしそうでした。
しかし「セップ茸」ってどんなキノコなんでしょうか・・・非常に気になります。
そして新鮮なトリュフを薄切りにしてパンの上にに載せて食べるシーン。
大統領が厨房でワインとこのパンを食べるシーンはセリフと共に一番心に残るシーンでした。
フランスの田舎料理ではトリュフは料理の上にふんだんにかけて食べたりするのが普通だそうです。(映画で得た知識)

官邸や大使館の料理人の話はこれまでにいくつも素晴らしい話がありますが、この映画も決して光の部分だけでなく、相当の試練を垣間見ることができます。

・ジュリー&ジュリア

1960年代に家庭用フランス料理の本を出版したアメリカ人の料理研究家のジュリアがフランス料理を習得し本を出版するまでのストーリーと、
現代のジュリアが1年間かけてその料理本の料理を制覇し、ブログに公開するというストーリー。
どちらも実話。

メリル・ストリープ演じるジュリアが陽気で明るく、自分に正直でチャーミングな女性で、見ていて心が暖かくなります。
ジュリアも同じようにチャーミングなキャラクターで好感が持てます。

この映画の中では料理はそれほど見せ場として登場はしません。
しかし狭いキッチンで活きたオマールエビを「ごめんね」と言いながら茹でるシーンや、
生まれて初めて半熟卵を食べるシーン(これ、日本人としては驚きですが)など、
テーマはフランス料理だけれども料理が身近に感じる映画です。

さてさて、他にも
・マーサの幸せレシピ
・二つ星の料理人
・ディナー・ラッシュ
・リストランテの夜
・ソウル・キッチン
・シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~
・バベットの晩餐会
・南極料理人

などなど、料理人や料理が出てくるおすすめ映画はたくさんあります!

こうした映画は大抵が「おいしい料理」×「人々の交流」を中心に話が進んでいくので、アクションや派手なストーリー展開を期待して観ると期待外れで終わってしまうかもしれません。
私の中では「バグダッド・カフェ」もこのカテゴリーの中に入っていると思います。

ですが、優しい気持ちと美味しい料理に癒されたい時に観るのには非常におすすめです。
そういう気持ちになったら、ぜひ観てみてください。


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