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ああ、今日も泣きそうだ

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弊社のメールマガジン「Next Navi」にて毎週連載している、代表篠原のエッセイです。
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2022年2月の記事一覧

ああ、今日も泣きそうだ #17:「笑い屋」という職業

ああ、今日も泣きそうだ #17:「笑い屋」という職業

笑い屋という職業がある。

笑い屋は、場を盛り上げるために笑う、笑わなければいけない。あらゆる負の感情を笑いによってプラスにする。
笑わなければならない。笑わなければ打開できない局面や未来がある。そんな時に元気に声がけするタイミングを忘れない。 

北京で行われた冬季オリンピックが終わった。
感心したのは、カーリングの「ロコ・ソラーレ」の掛け声だ。カーリングの専門的な掛け声の他、笑顔や笑いを絶やさ

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ああ、今日も泣きそうだ #16:人と会うこと

ああ、今日も泣きそうだ #16:人と会うこと

僕は50代半ばを少し過ぎた年齢であるが、いまだに幸福の定義ができない。誰かを幸福にすることもできず、いろいろな状況に、常に苛まされて、大きく揺れる船で、長い航海をしているようだ。

船に乗っていると、風の強さや向き、日差しの強さなどで違う局面に入ったということを感じる。もちろん、航海など出たことはないが、そんな日々を送っている。

 

気配としては、そろそろ動き出すタイミングではないかと思う。い

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ああ、今日も泣きそうだ #15:めぐる季節に想いを寄せて

ああ、今日も泣きそうだ #15:めぐる季節に想いを寄せて

季節は巡る。
立ち止まっていても、周りは動く。
学校に通っている間の季節は特別だ。
校舎にかかる桜の陰、意味もなく大きくなるヘチマ、見たことないコスモス、突然咲く梅。

次の季節は春のはずだ。ただその次の季節を思い出せない。
何ができるのかを思い出せないのです。ため息がでる。そして次のため息を出す。

ため息は自律神経にとって大切だそうで、それによって人はバランスを保つらしい。ただ、それは気苦労や

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ああ、今日も泣きそうだ #14:コンペは航海のようだ

ああ、今日も泣きそうだ #14:コンペは航海のようだ

2022/02/04

今年、新しいイベントを立ち上げた。

コアな部分はコンペに見えるが、敢えてイベント名をフェスティバルにした。「カピリナフラフェスティバル」というタイトル名にした。

今年はコンペティションだけではあるが、来年以降は、マーチャンダイズあり、クムフラの講演あり、ワークショップあり、音楽ありと色々と楽しめるものにしたい。

みんなに来てもらって楽しんでほしいのです。そんな想いが強

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ああ、今日も泣きそうだ #13:忘却の彼方に

ああ、今日も泣きそうだ #13:忘却の彼方に

Evernoteを使っている。
知ってる?うちの大学生スタッフは知らなかった。
随分、前から使っているので、アプリがたくさん開発され、SNSでおおよその事ができる今は、必要ないのかもしれない。

Evernoteは、その時、感じたことや見たものを記憶して「メモ帳」アプリで、saveボタンがない。「今日も泣きそうだ」は、過去に自分でメモした写真や文章を見ながら、今、自分の周りで起きていることを考えな

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