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儚く淡い。ピンク色のお酒に出会う。
鮎正宗酒造の純米にごり酒「さくらいろ」。その名の通り、桜の花の淡いピンクに色づいた濁り酒です。このお酒に出会ったのは、昨年、仕事で新潟を訪れた時、ふらりと立ち寄った居酒屋でのこと。
その居酒屋は「えちご酒場 安兵衛」。新潟県に数店舗ある地元では有名な居酒屋です。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54347467/picture_pc_b0ebed69a17390324ede15f5ead5c7bc.jpg?width=1200)
新潟県の美味しいお酒ありますか?
という会話をきっかけに2−3種類のお酒を紹介していただきました。
新潟県の名物、
栃尾の油揚げ、タレかつ、鶏の半身揚げ、クリームチースの味噌漬け
などと一緒に、本日の仕事の振り返りをしていました。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54347530/picture_pc_a2979b389c7e6f8cb538c393d0fa24d3.jpg?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54347603/picture_pc_af2121e14619407616cd196e5ab8655d.jpg?width=1200)
十分お腹も膨れ、そろそろお開きというタイミングで、
店主が、新聞紙に包まれた一升瓶を差し出し、
「これぜひ飲んで帰ってください。おごりますから」。と
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54347665/picture_pc_4728bca255deaf83a09d5bd442e9d16e.jpg?width=1200)
そこで出会ったのが、鮎正宗酒造の純米にごり酒「さくらいろ」。だったのです。
グラスに注がれた、日本酒は、なんとも言えない優しい、淡いピンク。
まさに桜の花の色。口に含むと、甘さと酸味が調和し、口に含むと滑らかな舌触り。
一発でこのお酒の虜に。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54347786/picture_pc_d35ce98c2cb45308af8bceba94a33a0f.jpg?width=1200)
ホテルに戻り、このお酒について、早速調査。
鮎正宗酒造は、新潟県有数の豪雪地帯、妙高市にあります。
なぜこんなにもきれいなピンク色になるのかというと。
協会赤色酵母(通称ピンク酵母)と呼ばれる酵母のせいであると。
協会赤色酵母は、突然変異によって赤くなる反応を利用して培養された酵母で、
日本醸造協会が帆布している協会酵母の一つに数えられています。
なので、酵母の名前に「協会」がつけられています。
特色は、アルコール度数が低く、この色には一切添加物が加えられていない点です。
原料になっているお米は、「五百万石」、お水は、酒造の近くから湧き出る伏流水。
季節限定醸造である「さくらいろ」は、毎年2月上旬の発売です。
発売後、運が良ければ、
表参道にある新潟県のアンテナショップで手に入れることができます。
新潟では、新潟駅万代口そば、錦屋酒店でお取り扱いがありました。
鮎政宗酒造
えちご酒場 安兵衛
表参道 新潟県 ネスパス