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ハワイ語言霊:MANA

ハワイはスピリチャルなーエネルギーに包まれた島なので
ハワイを紹介する媒体ではよくこの言葉を目にするかと思います
「ハワイのマナに触れてみませんか〜」みたいな言葉
どこかで目にしたことがないでしょうか?

実はこの言葉「超自然的パワー」などと訳されることがありますが
言葉の意味を辞書で調べると以下のような意味があります
MANA(読み:マナ):
超自然的力
神聖なる力
奇跡的な、権限
力を持たせる承認、特権
スピリチュアルなどの意味

ハワイではとてもよく出てくる言葉であり
とても意味の強い言葉でもあります
なのでハワイアンたちはこの言葉を軽はずみに使うことはありません

ハワイの人々は全ての物にマナが宿ると信じ
自然界も物も人も
このマナが存在すると理解していました
そして互いのマナを尊重し合い大切に扱ってきたのです

人で言うならば
マナのある人というのは
肉体的に強さを持っていたり
知性に溢れていたり
才能があったり
カリスマ性を持っている人などが
マナの強い人と言えます

そのような人はコミュニティのリダーになったり
人に何かを教える指導者となったり
人より突出する輝くものをもった人です

マナには「良いマナ」と「悪いマナ」があるのではなく
マナをどう使うかによって
その結果が「良い事」「悪い事」という風に変化する
ということになるわけです

ハワイアンはネガティブな言動が
自らのマナを低下させることを知っていたので
口から出る言葉に注意を払い
ポジティブな言動を常に心がけて生きてきました
特に言葉の中にあるマナはとても強力だと思われていました

少し余談になりますが
本来ハワイ語というのは口頭言語で文字を持っていませんでした
ハワイに最初の宣教師が訪れた1820年以降
ハワイ語にはアルファベットの文字が使われるようになりました
西洋社会から見たらハワイ語は
文字を持たない「幼稚な言語」というように見えたかも知れませんが
これは私の勝手な見解ですが
ハワイアンは言葉に宿るマナの強さを知っているから故に
あえて文字として書き残すことを避けていたのかも知れないと思うのです

日本にも言霊というものが存在し
言葉に出したものが
自分に返ってくることを知っています
そして良き行いも
人の為ではなく自分のためになるのだ
ということを知っている民族であると思います
ですから日本人にとってこのハワイアンのマナの思想は
とても理解しやすいのではないでしょうか

まずは自分という存在はマナで満たされているという事
自分のマナを失わない為にも
綺麗な言葉を選び
綺麗な心で行動することで
更にマナが満たされた状態になります

そしてそのパワーは輝きとなって光り出し
周りの人や物にも降り注ぎます
そんな全てのものがマナに満ちた状態は
輝く美しい世界を作るはず
マナという言葉を繰り返し唱えて
自分も周りも超自然のパワーで満ちた
素敵な世界をクリエイトしよう


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