ハワイ語言霊：MĀLAMA

あなたにとって大切なものは何ですか？

MĀLAMA（マーラマ）
～の世話をする、傾く、臨む、手入れ、保存する
保護する、用心する、救う、保つなどの意味

Mālama pono!
「お気を付けて」「お大事に」
Mālama ʻāina
大地を大切に！
というフレーズでよく使われます

ハワイアンたちは土地に対するマーラマをとても大切にします
ビーチクリーニングであったり
タロイモ畑の掃除
フィッシュポンドの手入れなど
身の回りにある土地をいつも整えます

それは日々の糧となる食料を与えてくれたり
水を循環させてくれたりと
生活のために必要なものが大地から与えられるから

そして同時に辿っていけば
大地はハワイアンの祖先でもあり
目上の人を敬うのは当たり前の事だからです

年老いた祖父母や両親を面倒見るのは当たり前の事
そして自分もいつか老いた時には誰かにケアしてもらう
そんな循環なのですね

Mālama pono. 「お大事に！」という言葉は
別れ際の「またお会いしましょう」という言葉と
一緒に使われることが多いですが
Pono ありのまま、あるがままを Mālama大事にして下さい
人間も土地も自然もありのままの状態
つまりは本来そうあるべき姿を大切にしなくてはなりません

日頃から人間同士であれ
人と自然の関係であれ
マーラマの循環を忘れないようにしなくてはですね

でも一番忘れやすいのは一番近い自分自身
なので日頃から自分自身のケアをしてあげましょう
ケアされてない自分は
他をケアすることが出来ないですからね

自分自身にMālamaという言葉をたくさんかけてあげましょう
大きな力で抱かれた感覚で
今日も穏やかな心でいられる事でしょう