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ハワイ語言霊:HOʻOMANAWANUI
HOʻOMANAWANUI(読み:ホッオマナヴァヌイ)
忍耐強くあること
忍耐、耐える、不動、不屈などの意味
Manawanuiは忍耐
Manawaは時、時間
Nuiは大きい、沢山の
Hoʻo- は~の状態にする
「長い時をかけること」つまり辛抱強い、忍耐となるのです
ハワイのことを学んでいると
よくこの言葉を聞きます
特にクラフトなどの繊細な作業などでは
地道にコツコツとやらなくてはならない工程が多く
時には早くやりたくて焦ったり
早く終わらせたくて雑になったり
こんな時必ずクプナやクムは
Hoʻomanawanui!!!と一言
目的や結果に至ることよりも
この過程での忍耐から学ぶことの方が大切だという訳です
フラを学んでいても
地道なベーシックの練習を繰り返したり
使う楽器を自分で作ったり
身につけるものを作ったり
辛抱強い作業の連続が強いられることが殆どです
つまりその過程で湧き出る自分の感情に向き合ったり
自分自身を俯瞰したり
そこで気づき学ぶことが大きな宝になるからなのです
私たちの人生その物も忍耐の繰り返し
その過程で必要なことを身につけ
成長しているんだと思います
なんでも早くて簡単が良いと思われる現代
色々なものが粗雑になっていることもあります
そんな中
スローライフなどという言葉もありますが
スローで得られる学びも大きいという訳です
「辛抱強い」という言葉はちょっと辛い感じがしますが
Hoʻomanawanui!「時間をかけて良いんだよ~」だと
出来そうな気がしませんか?
今日、何かに慌てたら
Hoʻomanawanuiと呟きながら
ゆっくり時間をかけて取り組んでみてください
きっと思いがけない気づきがあるかも知れません