相手目線て難しい?
みんな良くいう
相手目線という言葉。
言葉だけじゃなくて、本当にみんな相手目線になれてるのかなってお話しを今日はしたいと思います。
何せ人間生きてくのに一番は健康であればこそなんですよね。
私たちは日々人の命と向き合う仕事をしてるので、これより尊いことや大切なことはないって思っています。
今日は数人の患者さんをめぐって
なんだかなぁと思うことがあり非常にモヤモヤしています。
とにかく患者さんや患者さんの家族の立場になってくれたら、とひたすら思うのですが、そうは行かないのが世の中で。
職場や社会のルールを押し付けたがるのが、医療従事者あるある。
いやさ。
そんなセリフ、自分や家族に言われたらあなたどう思いますか?って言ってやりたい場面が、多々ありました。
でも今は自分の部下でもないし
対面で一緒に働いてるわけでもない。
オンライン上で、テキストや音声だけでのやり取りなので、注意することも気づかせてあげることもできず、モヤモヤを飲み込むわけです。
そうすると、やっぱり大問題に発展して
家族が激怒してるとか
医療機関や救急隊からクレームが入るとか
ほら見たことか、みたいなことになる。
結局、おんなじ事例に直面しても
どれだけ相手目線になるか、ならないかで
結果は180度違う。
人の命や人生を変えてしまうような仕事に携わってるってこと、もっと意識して欲しいなぁと常々思います。
まあしつこいですが、私の部下でもないので関係ないっちゃ関係ないのですがね…
今月まで管理職を長くやってきて
人生かけて患者さんや病院や部下を守り、
もはや部下の失敗を謝るだけが仕事の日々を送ってきたわけですが、その失敗は些細なもので重大な過失になるようなことは防いできたつもりでいます。
でももう自分はそこにはいないので、
今日のナースのような失敗をしないとも限らない。
つねに自分じゃなくて、相手を大切にね。
一言一言気をつけて、相手の立場になってねって。
それが患者さんだけじゃなく
同僚や後輩であっても。
口うるさく言ってきたつもりだけど、ちゃんと伝わってるかなぁ。
慣れることと
仕事ができること
は同意ではないのだけど
仕事に慣れるとそれを忘れてしまうので
つねに新しい気持ちになって
相手を気遣い、寄り添ってくれたらなぁと願うばかりです。
30代の子達が
20代の子達をいじめたおして
泣きついてくることが多々あるんですよ。
そういうとき
あなたたちもああだったじゃない
たくさん失敗したじゃない
若い頃の目線に立ってって
何百回繰り返したかわからない。
いくつになっても
どんな立場になっても
自分が一番、じゃない仕事。
人に優しく。
つねに相手目線。
全ての医療従事者がそうであってほしいと願わずにはいられない一日でした。
なかなか共感してもらえないので…
管理職やったことある人だけの
自分の城をもったことがある人だけの苦悩を
今日はnoteに綴らせてもらいました。
心の中の思いを書いたら
すこしスッキリしました。
明日も顔は見えないけど
病気に苦しんでる患者さんのために、心を込めて働こうと思います。
最後まで読んで下さった方がいたら。
お目汚しすみません。
ありがとうございました。