正義という名の支配
これまで人類は正義という名で闘いを続けてきた。
正義をかざし、打ち負かし相手を支配すること。
それが国と国、民族間、社会、家族の間でも
行われている。
その構造が自分たちを苦しめていることに
気づくときが来ている。
支配するものはどんなに支配しても
心を満たされることはない。
支配されるものは、支配されればされるほど
自己卑下を肥大させ、いずれそれは違う形で
爆発をする。
どちら側にいても、苦しくなる。
そこから抜けていく時期にきている。
気づきが起こったなら、そこから抜けて
自分で自分の道を開いていきなさい。
互いを尊重し、違う意見であるならば、
そこを批判し自分の正義をかざすのではなく
その違いをただ認めるだけ。
相手をどうにかしようとすればするほど、
互いの溝は深くなるだけ。
どうにかしようとする自分の重さを
放してみてはどうか。
正義という名の支配から抜け出す一歩
を歩き始めてみよう。