英語の並べ替えが苦手な人へ

受験生からよく聞くのは、並べ替えが苦手でどうしたらいいで
しょうか、です。間違える問題には、ある程度のパターンが
あるので紹介します。

(1)慣用表現を覚えていないため、並べ方が分からない。
  例)take it for granted ( that S V )  ~を当たり前と思う
    It is not until ~ that …     ~してはじめて…した 
              If It were not for …         …がなければ  
              If It had not been for …    …がなかったら  

(2)倒置に気が付いていない
If it had not been for your help,(もしあなたの助けがなかったら)
という並べ替えならできるものの、Ifが省略されて並べ替えしなければ
ならない問題だと、If が足りない、どうすればいいと混乱する人がいます。
こういう場合は、倒置がおきてHad it not been for your adviceになります。
英文法の本に、必ずさりげなく載っているので、注意してみて下さい。

この倒置のケース、模試や入試で頻繁に出題されますので、惑わされない
ようにして下さい。

(3)熟語(特に3語)を覚えていない
not only A but ( also ) B(AだけでなくBも)は有名ですが、これを
as well as で言い換えるとB as well as A(AはもちろんだがBも)と
いう具合にAとBが逆になります。

特に3語は覚えていないと並べにくいし、入試には出やすいので、
よく覚えておきましょう。
例)keep up with ~に(遅れないように)ついていく
  run out of   ~がなくなる・~が尽きる
  find fault with  ~のあら捜しをする
  learn ~  by heart  ~を暗記する・覚える

英語は、単語だけでなく、熟語・慣用表現が入試に出やすいので、
暗記が大変ですが、日々少しずつ覚えていきましょう。 

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