
古典 ✕ アロマを味方に 【心のセットアップ上達情報】
生きていく上で大切な指針を知りたくて、始めた古典の学び。
とは言え、学問として深掘りするものではなく、その根底にあるエッセンスをつかみ取り、上手く生きるために活かすという視点での学び。
決して優等生ではなくて、自分に響いたコトばかりに興味が湧き、まだまだ解釈が至らない所もあるけれど、教えて頂いた知識をアロマと掛け合わせることで実践できる「智恵」としてここに記してみることに。
条件を揃え、整えることがとても大切だと教えてくれた「古典」 その上で日々丁寧に、愉しく生きていく。
学びもツールも人生を少しでも上手く生きるきっかけに過ぎず、カタチにしたい、何かを変えたいと思うなら「実践」することが大切。
そして、そのやり方はあなた次第✨
アロマセラピストならではの視点と過去から受け継がれている教えを掛け合わせ12ヶ月で記しているので、好きな時季から使い始めて頂ければ幸いです。
1月【1日の計は朝にあり】
自然界のルールに則して動くなら
初動はとても大切だから、心して臨むべき
「原因と結果」「因があっての果」と云う様に、
その積重ねがいずれ花や実というカタチになる
シアワセは待つものではなく、掴むモノ
しかも、前のめりに掴むモノ
「コケる時も前にこけなさい」と教わった
それほど一瞬一瞬は連鎖しているんだと思う。
ヒトそれぞれ、与えられた条件が全て異なるなか
平等に与えられているのは、時間だけ。
それならその24時間をどう使うかがとても大切。
朝のうちに、今日すべきコトを終え、午後は明日への準備に充てる。
それだけで、不思議と余裕が生まれる。
今日という日は昨日から繋がり、続いている。
そういう意識で朝を有効に使う。
先送りじゃなくて、前倒し。
朝の1時間は、夜の3時間というから
朝の1時間を今日の為に使い、夜の3時間は明日の朝の為に使う。

おススメの香りは集中力を高める、ローズマリー
2月【洒掃さいそう】
気分が晴れない時や気持ちが変わらない時は
何も考えず、ただ動いてみる
身辺整理は内と外がリンクしていて
先ずは、身の周りを綺麗にするだけで
自然と身の周りのコトが整う
手に入れたいなら、先に出す
お金も、気持ちも、人の流れも
入れたかったら、入ってきてほしかったら、先に出す
部屋の中で感じる何かくぐもった気持ちも
ゴミと一緒に吐き出すだけで気分爽快
「呼吸」は、口や鼻から息を吐いてから吸う
「出入口」は、先に出てから入ってくること
大切なこと文字の並びとしても表れている
掃除をする、要るいらないを選別する、掃き出す
これは、ある意味循環を促す、基本中の基本

鬱屈した気持ちをリフレッシュさせる香り ベルガモット
3月【知行合一】
「成功」の反対
それは、「失敗」じゃなく「やらない」こと
「知ってる」をたくさん蓄えたなら
そこから一歩進んで「やってみる」
「知ってる」を「やってみる」に変えていく
そう、知識を行動に変えていく
古典に書かれた「成功の秘訣」はなんとかなるマインドを育んでくれる
だけど、学んでも学んでも変わろうとしない自分に大切なことは
なんとかする「行動力」なんだと気付いたから
ワタシはアロマをツールに1年12回の
リベンジ、リスタートのチャンスを活かす
そんな時
なんとかなる「マインド」×なんとかする「行動力」

前に進むアナタを応援する香りは レモン
4月【縁尋機妙】
至極当り前のことだけど、「初めまして」は一度きり。
だから、良い縁を引寄せる為の努力や工夫で、
あなたの未来は変わっていく。
ワタシのドキドキは、きっと相手も同じ。
それなら、その場を和やかにする方法を考えてみる。
4月、新生活のスタート月。
社会人として「初めまして」、そうご挨拶する時の必需品は名刺。
紙と香りの愛称は◎
好きな香りも良いけれど、ここは万人受けを狙うも良し。

老若男女問わず愛されるのが、柑橘系の香り。
そんな香りがあれば、きっと笑顔で話も弾むはず。
そんな和やかな雰囲気は、和やかな流れを引き寄せる。
良いご縁を作り、その御縁を繋げていく。
第一印象も一度きり。
みんなに愛されるオレンジの香りを名刺に添えて
「初めまして」を香らふるに!
5月【あなたを未来に運ぶもの】
アナタを未来に運ぶもの
それは、運命?運勢?
もっとシンプルに・・・足元、靴がアナタを運びます。
家に帰ってきて、玄関で靴を脱ぎ散らかしてない?
靴先が家の中を向いてない?
明日のアナタを未来に運ぶ靴。
出かけやすい様に靴先は外に向けること。
お洋服の様に手軽に洗うことは出来ないから
乾燥させ、汚れを払い落とし、足元からキレイを整える。

清涼感あふれるティートゥリーの香りでさわやかに。
6月【心身一如】
自分のカラダに目を向けてみる
見えないココロと見えるカラダはリンクしているから
ココロの癖を知って、上手く飼いならす事も大切
脳は否定語を理解しない
だから、〜はダメ、〜はイヤじゃなくて、
望むことをコトバにすること
たとえば、「走らない」じゃなく「歩こう」という様に
否定や抑圧ではなく
相手に同意を求めることで、ココロのゆとりも生み出していく
心身という文字の順番通り
心が身体に影響を及ぼしていく
私たちのカラダの司令塔である「脳」は意外に素直
だから、億劫な自分にちょっとだけ向き合って
よしよし、と手なづけてみると良いというコトかも

大きな変化は足元から
「大丈夫」って安心させてくれるのは、母なる大地カモミールの香り
7月【明日は今日より「明るい日」】
やってしまったコト、くよくよしても始まらない
思案していると直ぐに背中を押す声
「蛾みたいな虫だって、明るい所に行くでしょ?」
同質相集まる
だから、ほら、顔を上げなさい、笑顔でいなさいって。
不安な気持ちもありのまま
今日1日頑張る秘訣は
「なんとかなるマインド」で、そのドキドキも楽しむ
がんばった1日の終わりには、トライした自分を誉めてあげれば良し!
明るい日と書いて「明日」
だから、明日は何にトライしようかなって考えながら
ワクワクを育む睡眠タイム
明日は今夜のお休みから始まっているから
明るく楽しい To be コンティニューを

安眠を誘う香り おススメはラベンダー
8月【足るを知る者は富む】
幸せは、追い求めながら
今ここにある幸せに気づくことも大切
夏の暑さ、そのイライラを和らげる方法を
自然は既に教えてくれている
酷暑の中に花を咲かせ
甘い香りを放つ、イランイラン
南国に甘い香りを放つ花が多いのは
暑さによるイライラを鎮めるためだとか
自然が与えてくれた「夏」という季節を楽しんでみる

花咲き、鳥が鳴いている
そんな当たり前ともいえる日常に幸せを感じ
健やかに笑えます様に
9月【重陽の節句】
1年の内、奇数が重なる「節句」
1/1 元日
3/3 ひな祭り
5/5 子どもの日
7/7 七夕
9/9 重陽の節句 陰陽の陽が重なる菊の節句
日本で暮らす私たちの1年には四季があり
その間には移り変わりに備える養生の時季がある
陽の時季から陰の時季に変わる今
静かに自然を愛でる時
自然の移り変わりに自分を当てはめ
自分なりのパターンを知って
じっくり英気を蓄える
蓄える時季は決して停滞ではなく、前身の土台を作る時
プラスとマイナス
オトコとオンナ
内と外
上と下
明暗
左右
リラックスとリフレッシュ
対立ではなく、大切なのはバランスを取りながらコト
レベルアップさせていくコト

ココロもカラダも温めるマジョラムスウィート
10月【「話す」コトは「手放す」コト】
ヒトに話せない時は、書いてみる
言霊が宿るという「コトバ」
話し言葉に、書き言葉
話すコトで手放すのは執着している想い
「話す」は「放す」
書く文字そのものにも表れる心の状態
秋の夜長
好きなペンやインクで紙に表現していくのも楽しい
溜め込まず、ココロにすき間や余力が無いと気付いたら
吐き出した気持ち丸ごと、丸めてポイ
納得のいく出来栄えの作品が生まれ変わったなら
それはココロの状態が良い証
手放し生まれたすき間が
必要なゆとりに変わる

言葉を選ぶ時におススメの香り シダーウッド
11月【鍛えよ、五感】
花咲き、鳥が鳴く季節を終え
地中で育む季節の到来
嗅覚、視覚、触覚、聴覚、味覚
外からの情報は控えめに
感覚が研ぎ澄まされる時季
カラダは五感の感覚器で覆われていて
その情報を元に内外のバランスを保とうとしている
情報を受取り
自分にとって必要なモノは何かとリストアップしてみる
日々五感を鍛えることで、研ぎ澄まされる第六感
自分らしい生き方を描くなら
自分で答えを出せるように

新しい季節に向かう流れに乗る サイプレス
12月【心不在焉、視而不見、聽而不聞、食而不知其味】
1年は365日、12か月
リベンジ、リトライのチャンスが12回あるということ
そして、12月はその年最期の締めくくりの月
いつも以上に終わりと始まりを意識し
1つ1つの行いをいつも以上に丁寧に、心して臨む。
バタバタと過ぎる師走
こんな時ほど急がば回れという様に
や・ゆ・よ(やさしさ・ゆうき・よゆう)を意識してみる
家に留まり、蓄え、1年を振り返りながら
次を想い描き、1年の計を立てる

立止まり、自分に向き合う時におススメの香りは フランキンセンス
家には家のルール
学校や会社にはそれぞれのルール
社会にも守るべきルールはあるけれど
法則は教えられることなく
其々が何となく体得している様に思います。
何千年も昔から残されている教えの中には
その時代、その国で表現の違いはあるものの
様々なコトに当てはまり、合点のいくコトが多く
日常や事業に役立てている方も沢山いらっしゃいます。
学びながら
ワタシが掴んだのは
「なんとかなるマインド」と「なんとかする実行力」の大切さでした。
いわゆる、座学と実践でしょうか。
そして、眉間にしわを寄せて思案するのではなく
「楽しむ」ことを大切にしたいと思っています。
だから、あえて、その教えとアロマを掛け合わせることで
古典もアロマも、どちらも机上の理論で終わることなく
上手く活用できればいいと考え、ここに記しました。
パウダーアロマは、癒しのツールであるアロマだからこそ
「手軽さ」が必要と考えたところから生まれています。

情報と現物をセットにしてお届けする
そんなプロジェクトの第1弾として頭の中をまとめるコトで
より現実味を増してきたように思います。
時間はかかるかもしれませんが、学びも深めながら
もっとシンプルにお届けできるように精進していく所存です。