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ワタシの仕事は、アロマの使いやすさを追求する、香りのデフォルメデザイン。

植物から抽出した香り成分のことを、アロマオイル(精油、エッセンシャルオイル)と言い、これには粘度などの違いはあるものの、基本は液体。  なので、青や茶色の遮光瓶に入ったものが販売されています。

このアロマオイル、中身は100滴ほどで数千円から数万円と意外に高価なシロモノ。特に薔薇の香りは、80本から1滴ほどしか抽出できないために、その香りの小瓶は数万円と衝動買い出来るモノではありませんでした。

アロマセラピストになって15年程の間、その数万円もする薔薇の香りを購入したのは、恐らく2回。ワタシには、お洒落な洋服やバッグや靴、アクセサリーよりも輝いて見えたモノではあったけれど、使うことも憚られるようなモノ。確かに持っているだけでもシアワセだったけど、見てなんぼじゃなく、使ってなんぼのはず!!

大人女子のココロとカラダにとって、お守りのような存在の薔薇の香り。 もっと自由に、もっと簡単に使いたい!!               そんな想いから始まった香りのデフォルメ。              そして、そこから生まれたのが「パウダーアロマ」

桐の箱に入った薔薇香るアロマシート。アルミ袋を開封し、アロマシートを取り出すだけの簡単アロマ。名刺ケースやランジェリーボックス、パーソナルスペースに香りを忍ばせ移り香を愉しむことが出来る!

「3ヶ月くらいは香っているから」と3か月に1度お買い求め下さるお客様やプチギフトにお選び下さるお客様、そして、サロンのノベルティーとしてお使い頂くこともある、パウダーアロマ。

瓶で販売していた時とは比べ物にならない量を商品化していて、これはやっぱりアロマに手軽さがプラスされた結果じゃないかなと思っています。

植物の栽培や精油の抽出、加工や販売など様々なお仕事に携わる方々が居てくださる香りの市場。その中でも私が代表を務める「植物セラピーあろあろ」に出来ることは、香りという原料を誰もが気軽に楽しめるようにデフォルメしていくこと。そして、デフォルメした商品をいつ、どの様に使えばいいかという所まで思い描いてカタチにしていくこと。

もっと簡単に言うと、作り手と使い手を繋ぐことが私の仕事なのかな、ってこの文章を書いていて思った。それなら、もっと沢山マッチングしていけそうだなって、やらないといけない、ミッションみたいなモノがいくつも見えてきました。

病気を治す(治癒)という意味もある「癒いやし」 癒し(Heal)を積み重ね、健康(Health)を手にする、アロマの存在がそういう事の意識づけに役立つように、手軽さを追求したモノづくりをしていこうと思います。

#私の仕事

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