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越谷アルファーズ2023年オフシーズンの動き(とこれまで)


22-23シーズンの終了

昨シーズンの衝撃的ともいえるホーム開催のプレイオフ敗退にみんな意気消沈。
レギュラーシーズンの成績が良かったこともあり期待感が大きかった。
トモヤにつられて、はじめてアルファーズで泣きました。
本当は昨シーズンのことも残しておきたかったけどもう無理です。

ブースターの想いを込めたフラッグ

時は過ぎシーズンオフ

チームも色々変わりました。

ハヤテ退団

青森から来た昨シーズンのB2日本人得点王イケメン、ハヤテの加入はアルブーは大いに沸いた1年でしたが、颯爽と熊本へ移籍。
幾度となくタフショットを決めてくれましたし、確実に新たなファンを獲得してくれました。
一方で越谷でのプレイスタイルを最後まで模索していた印象はある。熊本での活躍を祈るばかりである。

シュンキが引退。

正直突然過ぎて気持ちが追いつきませんでした。
(後に恩師の想いを継いだ決断だと知りシュンキらしいなと納得)
シュンキのこともまた別で書こう。

チャップ退団

基本は箱推しの私すらも、チャップ推しにならざるを得ないプレイとファンサの鬼。#チャップ渋滞は私のツイートがきっかけだと勝手に自負してました。

#チャップマン渋滞→#チャップ渋滞へ

チャップの人気にチームもさっそく便乗「チャップぽんぽん」というネギばんばんにポンポンを付けお手軽マジカル横展開。初(?)の選手オリジナルグッズまで作られるほどの人気選手に。

「これは長いことアルファーズにいてくれそう」と思っていたら退団。
「赤ちゃんが産まれるらしいから帰国か、しゃあない」
と思っていたらドイツへ。
なんやねん。

事情は分かりませんがこれが勝負の世界というやつでしょうか。
「もう誰も好きにならない」
と少女のようなことを思いながら枕を濡らしました。

コーチ陣が刷新

実質的にHCだったJRが退任→トロイと富山へ
選手として見れたらおもしろいよねと思ってたら現実化。ワクワクさせてもらいました。
JRの退団は決まっていたようです。

クラブがコーチングスタッフ体制の選択肢を探る中、まずはジェイアールが指揮を執らないことで話が進んでいきました。

https://basket-count.com/article/detail/154503

安齋竜三HC爆誕

https://www.koshigaya-alphas.com/news/202324s_hc_anzai

栃木ブレックスをB1優勝に導いたHC。
これが1番話題になった気がします。
現役時代には大塚商会に在籍し、青野GMとの付き合いは05シーズンからだと思う。

そして会長から「お前がやってくれれば1番いいんだけど」と話がありました。昨シーズンにアドバイザーとしてチームのサポート役を全うできたのか、やり切れたのか、このポジションでチームやクラブのために力になり切れるのかと葛藤していたタイミングでもあり、自分のためにもやった方がいいかなと思い、引き受ける決断に至りました。

https://basket-count.com/article/detail/154503

「会長」の存在

度々目にする「会長」とは大塚商会アルファーズ時代から今もチームを支える閤師敏晃さんのことかと思われる。
株式会社アルファーズの持ち株比率は非公開だが「会長」と呼ばれるからには、そういうことなのかなと察する。※あくまで推測に過ぎない。

栃木ブレックスを作った人、越谷アルファーズを作った人、日本のプロバスケットボール界を牽引した人である。

https://ameblo.jp/stokimori/entry-12662403395.html


大塚商会アルファーズ〜プロ化への流れは閤師さんが記したブログが残っている。※これは永久保存して頂きたい。
Bリーマンの特殊な扱いが企業内で存続できているのは、現在も大塚商会に所属する閤師さんの尽力があるのだろう。

私には夢があります。
『ある都市に、アメリカにあるようなバスケット専用のアリーナを作り、そこに地域の人たちが、老若男女を問わず、チームのユニフォームを着て訪れ、スタンドを埋め尽くし、
 地元の人たちから愛されている選手達の一挙手一投足に「熱い」声援を送ってもらい、勝利の喜びや、敗北の悔しさをみんなで共有し、
そして、日本のトップリーグで優勝すること』
です。
その夢は、ひとまず、私の意志を継ぐ人たちに託します。

https://ameblo.jp/koushi75/entry-10029586301.html

アシスタントコーチ3人加入

神ちゃん継続。(割愛すまん)

ヒゲのコーチたち
青野GM継続、手塚マネージャーも佐賀から復帰

新加入の選手たち

若手と経験豊富な選手の加入
GMは引き続き青野さんですが安齋HCの意向がだいぶ反映された印象。
新加入は4人に留まり、昨シーズンの結果とコーチ陣の入替によって恐れていた「総入替」のようにはならなかったことは意外でもあり安堵しました。

・井上宗一郎
直近のW杯で代表に招集された。渋谷ではあまりプレイタイムがもらえなかったようですが竜三氏が口説きおとした様子。スリーが得意なビッグマン。そーちゃん。

#75 井上 宗一郎 選手 2023-24シーズン選手契約(新規)のお知らせ
https://www.koshigaya-alphas.com/news/202324s_new_inoue

・笹倉怜寿
アルバルクから移籍。仙台にいた時にすごい選手がいると思った気がします。当時はアルバルクのレンタルだったんですね。ハヤテの後任PGと思われる。れいじゅ。顔が好き。

https://www.koshigaya-alphas.com/news/202324s_new_sasakura

・喜多川修平
2017年から在籍したブレックスから移籍。安齋HCのバスケをよく知っている選手、確実に仕事をする縁の下の力持ち的な存在。ショシューヘイ。

https://www.koshigaya-alphas.com/news/202324s_new_kitagawa

・LJピーク
転々としているからか、どこにいたか分からないですがすごい点取るイメージ。※2021年B2得点王。
LJも安齋HCの信頼が厚い様子。チャップの後任かと思いきや、竜三さんとしてはそーちゃんと一緒に出すイメージらしい。ニックネームはLJ。

https://www.koshigaya-alphas.com/news/202324s_new_peak

その裏でBリーマンは全員練習生へ

のちにタム、レオは選手契約が発表されました。
オッチーも練習生だがパリオリンピックへ向け主に3人制に注力する様子。

アルファーズ新章へ

2021年に電撃的にアルファーズの副社長に就任した上原さんが2023年8月に社長就任。大塚商会時代にアルファーズで選手として活躍、引退後ロボッツをB1に昇格させた立役者である。

公には話されていませんが、上原さんの加入にも閤師さんの影響を感じさせます。
個人的にはここから様々なことが変わった気がしています。

アルファーズのカルチャーとは

前後しますがチームのカラー(文化と言いますか)も上原さんの加入で変わってきた気がします。

竜三さんはアルファーズの「チーム文化を作る」と発言しそれが「ゼロからのスタート」と記事化されましたが、当然文化自体が無かったわけでは無く「トップチームとしての文化」という意味だろうと思います。

アルファーズといえば現在のBリーグの中では珍しい仕事とバスケを両立する「Bリーマン」の存在、そして浅井社長が持っていたストリートカルチャー(ヒップホップ)の要素を合わせた特異なチームでした。

1.時代に先駆けたエンタメ性

そこにはDJを担当したパチイエローさんや現在もMCを務めるチーズさんの存在が不可欠でした。越谷市の体育館にバスケ観戦に行ったらバキバキのDJプレイを見た時は衝撃を受けました。21年、パチさんが結集したパフォーマンス集団Reocityが越谷ホームの地で誕生。試行錯誤を繰り返し、最終的に2階席までダンサーが観客と一緒にゲームを盛り上げ、どこを見渡しても会場が同じ熱量で応援する一体感を演出しました。
後に他チームへ活躍の場を広げました。

パチさんのDJから始まりチーズさんがコートの真ん中で選手を呼び込むスタイルもNBAみたいで本当にかっこよかった。

Bリーグがこれから成長する中で差別化やエンタメ性はより重要になっていくでしょう。
表面的な、薄っぺらいエンタメで溢れるでしょう。そこにヒップホップという歴史のあるカルチャー、アートを融合させることはバスケとの相性を考えても最適解と思えます。
この時代のアルファーズはバックグラウンドのある高レベルなエンタメを時代に先駆けて提供していました。チーム内だけでなく、より広い意味で越谷からカルチャーを発信していました。
現在この路線はほぼ無くなりました。※後述

2.Bリーマン×プロ

ストイックにバスケを突き詰めるプロ選手と、日中仕事をし夜や休日にトレーニングをしてプロの舞台に立つ選手たち。立場の違う選手たちのすれ違いがあることは容易に想像できます。

「彼らは昼間はコピー機を販売し夜には練習し週末にはコートに立つんだ。真似できないよ。」
※的なことをCBかチャックが書いていた記憶曖昧。アイクだったか?参照リンク募集中

彼らがお互いをリスペクトし1つのチームになって戦う姿が好きだったブースターが多いのではないでしょうか。

この2つがアルファーズの文化であり、Bリーグ内でのアイデンティティを形成していました。

浅井社長

浅井社長の記事等はあまりありません。
元々ストリートバスケのイベントを主催していた浅井さんのフープインザフッドが、どういう経緯か分かりませんがプロ化したアルファーズの運営へ。

これまたどういう経緯か知りませんが越谷をホームタウンにして越谷アルファーズに。ブログは見かけたことがあるので別途探します。詳しい方がいたら教えてください。

人手不足か何かでアルファーズの子供向けイベントで3on3のMCを浅井さんがやっていたのを見たことがありました。
スーツを着て会場で頭を下げている浅井さんより、なんというかしっくりきてその姿が見れたことがなぜか嬉しかったのを覚えてます。
(多少コワモテですが)お話しするとすごく丁寧で普通にいい人です。スタッフの少ないB3時代から現場で設営等、他にもきっと表には見えない仕事をしてきてくれたんだと思います。アルファーズをここまで連れて来てくれたことに大変感謝しています。

上原社長体制へ

そんなこんなでBリーグが急速に成長する中、アルファーズをプロスポーツの組織にシフトしたのが上原さんが副社長として来てからだと思います。23年8月に社長就任。

https://www.koshigaya-alphas.com/news/detail/id=45613

上原さんが来てから飛び道具的な様々な話題作りに注目が集まりますが、本質的には「近道はない」という熱い信念のようなものを感じます。

前述のネギばんばんだったり、チアのプロ化だったりで話題を作ったりもそうですが、駅で毎日のようにチラシ配ったり選手たちを市内の小中学校に朝立たせたり(言い方よ)、泥臭いプロモーションを地道に続けてました。

外から見てるだけでも社員さんも増えたような感じです。メディア掲載が増えたり、広報さんが女性に変わりSNSもプロチーム的な運用になりました。

一方でチームとファンの距離感の近さや、スタッフとファンが知り合いのような前の雰囲気、ヒップホップ色は徐々に薄れていきました。
こういう変化に離れていったファンもいると思います。
個人的にも寂しいなと思う変化もあります。
残念ながら日本では現代においてもコンプラを重視する企業とヒップホップカルチャーの相性が悪いことも想像がつきます。

新B1を目指すと明言したチームとして、少なくとも上原さんは必要と考えて変えていっているように思います。

次回

その甲斐あってか
ホーム開幕戦は最多動員に。

開幕戦を書こうと思っていたら辿り着かず…。
次回にします。
(たぶん)


あとがき
昨シーズンのことをTwitter(Xですか)に書こうと思ったら低スペ脳のためうる覚え。
(ツィ…Xの検索も使いづらいし、何かに残しておいたら良かった)
と思ったためとりあえず書き始めてみました。

分析や詳細なレポートは他のブースターさんがブログ等で最近書いてている方がいるのでそちらをご覧頂ければと思います。

ここは自分用の事実の記録的な感じにできたらいいなと思う。間違いや補足があれば遠慮せずツッコミ頂けると逆に助かります。また、他の方に読ませる目的では無いためメモ的なものだったりだいぶ主観的な散文な感じに読みづらくすみません。

あれ?wikiでいいのでは?と思ってwiki見たらわりとしっかり更新されていました。wiki職人さんありがとう。

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