見出し画像

睡眠不足の脳の状態

3月31日(木)の夜7時頃に、排水口の逆流トラブルのせいで、その夜は一睡もできませんでした。

私はもともと寝不足がダメで、徹夜など絶対に無理なタイプなので、本当に辛かった・・・翌朝は全く頭が働かないのが自分でもわかりました。

それで、一睡もできなかった時の脳ってどんな状態?と思い調べてみたところ、徹夜明けの脳はビール1〜2本を飲んだ状態と同じということです。

ということは一睡もできなかった翌日の私は、お酒を飲み酔っ払いながら仕事をしていたのと同じということです。

眠れないながらも、布団に入り横になっていたので、とりあえず体はなんとか元気なのですが、頭が重たくてモヤモヤする感じがすごかったですし、とにかく頭の働きが悪くてどうにもならず、3週間ちかく経った今でも、その時のダメージが抜けていないと感じます。

さらに調べてみたところ、6時間睡眠を14日間続けると、脳の機能は48時間徹夜したのと同じくらいになります。

また、別の研究では、6時間睡眠を10日間続けると、24時間徹夜したのと同じくらいの脳の機能になるという結果もあります。

これは具体的には、日本酒を1〜2合飲んだときの「酔っぱらい状態」と同じくらい。

毎日6時間睡眠を続けている人は、お酒を飲みながら仕事をしているのと同じような脳の状態になっています。

そういえば過去に、不眠のギネス記録のことをテレビで見たのを思い出したので調べてみたら、1964年にアメリカの高校生男子が、11日間不眠のギネス記録を作り、それ以来、記録は破られていないとのこと。

その記録が破られていない理由が恐ろしくて、挑戦した男の子がその後、脳の機能が正常に働かなくなり、睡眠障害などの異常が認められたために、ギネスが不眠に挑戦するのは危険行為とみなし、受け付けないと決めたからだそうです。

彼は、11日後、記録を樹立した翌日はしっかり寝て、その時はとくに体調に問題は感じることがなかったのですが、その後、50年以上経ってからも、脳の不調に悩まされ、健康的な睡眠ができなくなっているそうです。

詳しくは不眠記録ギネスなどのワードで、Googleなどで検索してみてください。

そういえば私も、一睡もできなかった翌日の夜はグッスリ眠れたけど、さらに翌日は逆に神経が昂って眠れなくなり、この3週間はしっかり眠れる日と眠れない日を繰り返しています。

それに10年ほど前は無理をして、睡眠時間を削ってまでも、仕事や何かしらの活動をしていたことがあったけど、やはり段々と心身の不調が感じられるようになり、2年目からは仕事以外の活動はやめて大人しくするようになってからも、未だに完全に回復したとは感じられません。
愚かなことをしたものだと思います。

その時は無理が効いて、寝不足の翌日にはしっかり寝て回復したかのように感じても、やはり少しずつ脳や体が壊れていくものなのだろうと思います。

生活の基本は「食事・睡眠・運動」ですが、人の体は運動しなくても死なないし、食事はとらなくても数ヶ月は生きられるけど、睡眠はとらないと本当に死に至ることもありますから、睡眠こそ人生の中でいちばん大切にするべきものだと思いました。

かつては睡眠の重要性がわからなくて、蔑ろにしていましたが、これから人生の私のスケジュールは、睡眠をしっかりととる事を前提にして組み立てていくことにします。

いいなと思ったら応援しよう!