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オランダ選手がZHENG/HUANG組に噛みついた:全英
THURSDAY, MARCH 12, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO
現在ワールドツアーSuper1000のタイトルを4連続で獲得しいるZheng Si Wei/Huang Ya Qiong組[中国]のYONEX All England 2020の連覇は、今日の2回戦でRobin Tabeling/Selena Piek組[オランダ]によって阻まれました。
2017年11月にペアを結成して以来、ワールドツアー大会の序盤で敗けたのは初めてです。
そのすぐ後に、2018年に優勝した渡辺勇大/東野有紗組も地元のMarcus Ellis/Lauren Smith組[イギリス]に 21-15 21-10 で敗退しました。日本ペアが敗退したことでここ2年間の決勝進出者が大会から脱落してしまいました。
[大きな勝利を手にしたTabeling/Piek組]
Tabeling/Piek組は試合開始から攻め続け、全く手を緩めませんでした。Tabelingの奥からの攻撃は鋭いうえに止むことが無く、Piekは中国ペアの攻めの切っ掛けをことごとく潰していきました。それでもZheng/Huang組が第2ゲームの 12-19 から 17-19 まで追いあげて来た時には観客は期待をしていました。
しかし、Tabeling/Piek組は追い上げに萎縮せず35分、22-20 21-17で試合を終わらせました。
オランダペアは試合を終えた後も興奮が収まっていませんでした。
Piek「言葉になりません。試合を通して上手くプレー出来ました。彼らを倒すのが目標の一つでした。」
「試合を通して完璧であることが求められます。今日は思うように出来ました。多くのことが非常に上手くいきました。ラインジャッジ、フレームショットなども私たちに良い方に転びました。彼らに勝つためにはそれらも味方につけないといけません。」
「全てがかみ合いました。相手のショットを予測し、一生懸命にプレーし、コートの中を速く動き、点数で先行しました。相手が少し動揺しているように見えたのと、リードを獲得して私たちも動揺しましたが、どういうわけか私たちは切り抜けることが出来ました。」
[Marcus Ellis/Lauren Smith組は2018年のチャンピオンを倒した。]
Ellis/Smith組は2018年のチャンピオンである渡辺/東野組に完勝しました。Smithの素晴らしい試合運びと、Ellisのチャンスでの素早い飛びつきのためイングランドペアを止めることは出来ませんでした。
Smith「驚いています。初対戦だったのでどうなるかは分かりませんでした。昨日から今週は調子が良いと感じていたので、試合会場では快適に過ごしていました。やるべきことは自分自身を信頼することでした。そして、今日は上手くいきました。相手の決め球を返球すると、相手は対応出来ませんでした。」
Ellis「この大会でここまで勝ち上れたのは光栄です。第4シードが抜けたのでトーナメントを勝ち上れるかもしれません。何が起きるか知っている人がいますか?このような大会に参加して私たちが出来ることは、波乱を起こすことであり、観客に何が起きるか分からないと思わせることです。私たちの試合の前に第1シードが敗れました。これが私たちが望んでいたことです。」
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