昔取った杵柄!? (Steel City Acid)
YMO にはまった後1981年から洋楽を聴くように - 当時日本でも盛り上がり始めたニューロマンティックの DURAN DURAN、シンセポップ/エレクトロポップの ULTRAVOX や HUMAN LEAGUE、HEAVEN 17、DEPECHE MODE etc.
そんな中82年にFMラジオでたまたま耳にしたのが CABARET VOLTAIRE、通称 Cabs の初来日ライブ。それが初めて触れた本格的なUKポストパンク/ニューウェーブのバンド - なんか暗い、尖ってる、ちょっと怖い (笑)、でもなんかかっこいいぞってことで CABARET VOLTAIRE の名前を脳内にしっかりメモ
豊橋の輸入レコード屋で Cabs のレコードを目にして「あの時の!!」と思ったけど高校の頃は手を伸ばすことはなく、初めてゲットした Cabs は名古屋の大学に進学してた87年秋に栄町ビルのレコードフェアで見つけた初期の名曲 "Nag Nag Nag" の国内盤7インチ。それきっかけで Cabs は All Soul お気に入りアーティストの一角に加わり、以後リアルタイムでリリースをフォローしたり旧作を遡って聴くように
2002年エレクトロクラッシュリミックス
2010年に当時運営してた海外レコード取寄せ販売サイトの仕入先提供の試聴サンプルでミックスを作るようになり、当初は仕入先のリリース情報に記載のリンクからサンプルを入手。やがてとある仕入先のサンプルライブラリの在処を知り、そこには新譜だけでなく旧譜も含めた膨大なサンプルが格納されてて、そこを物色しては既知のアーティストやリリースのサンプルをDLしてミックスを作るように。そこで見つけた Cabs "Nag Nag Nag" 2002年エレクトロクラッシュリミックス12インチ (そんなのがリリースされてたなんてその時初めて知った) の試聴サンプルで作ったのがこちら ↓ のミックス
ミックス前半、12インチAサイド Tiga によるエレクトロクラッシュリミックスは比較的キャッチーでとっつきやすい。一方後半の12インチBサイド Akufen (誰やねん? 笑) リミックスはもろノイズ&サウンドコラージュ、ダブっぽくもあり、80年代にポストパンク/ニューウェーブに入れ込んだ All Soul としては「昔取った杵柄」てなもんでかなり血が騒いだ (笑) またそれらをクロスフェードでDJっぽくつなぐなんて発想/選択肢は一切なく、カットアップで (それもかなり雑に 笑) つないでポストパンク/ニューウェーブっぽさを強調。Cabs を初めて聴いた時の「なんか暗い、尖ってる、ちょっと怖い 笑」って感覚をうまいこと引き出せたかなと