2010年秋のメモリアルミックス (Foundation Mix)
試聴サンプルをミックス仕立てに
「試聴サンプルをミックス仕立てに」なんてことを思い立ったのは、 取寄せ販売サイトの商品ページで仕入先から提供される試聴サンプル (30秒~1分半くらいの曲の断片) をそのまま聴かせても芸がないので、ミックス仕立てにすれば他のサイトと差別化できるかと考えて
普通にミックスを作るならCDから取り込んだりダウンロード購入したファイルで作ればいい話だけど、仕入先から毎週提供される試聴サンプルはリリース前からいち早く材料に使えるし、自分が持っていない初めて出会ったアーティストや初めて聴く曲を材料にできるのも利点かなと。ただ、特に初めて出会ったアーティストや初めて聴く曲の、それもその断片でミックス作るって実はとても難易度が高く、そんなただでさえ難易度が高いことを以前こちら ↓ で紹介したソフトの使い方を習得しながらやるのは難を極めた
それこそ半年くらい仕事が休みの日は外に出ずひたすらパソコンに向かってミックス作りに励む日々。最初の頃はミックスと呼べるような立派なのはとても作れなかったけど、当時はリーマン後で勤め先が週休3日とか4日だったし、自分も40代前半と今より若かったからそんなことができた訳で、その結果なんとかこんなのを作れるまでに
Foundation Mix
英DJサブスクリプション (最新ヒット/独自ミックスを収めた音源を会員に毎月届けるサービス) DMC の、2010年10年のマンスリープロモCD収録曲の仕入先提供試聴サンプルをつないで作ったミックス。ちなみにそのマンスリープロモCDは本来会員限定のアイテムながら、仕入先の一つが DMC から会員への発送業務を請け負ってる関係で特別に卸してもらえて、自分も取寄せ販売サイトで取り扱ってた
収録曲
SCISSOR SISTERS Any Which Way (Tensnake remix)
AVICII My Feeling's for You
FAITHLESS Feelin' Good (Ferry Corsten Remix)
初めて出会ったアーティストや初めて聴く曲の断片でミックスを作るのはやはり難易度高かったけど、↑ の収録曲は 1. SCISSOR SISTERS と3. FAITHLESS は既知のアーティストだったし、当時新進気鋭の 2. AVICII も曲は以前 Stuart Price のDJミックスで聴いたことがあったフランスの CASSIUS というバンド1999年の小ヒット曲のカバーってことで多少馴染みがあった。そして何より 1. SCISSOR SISTERS の1980年代終わり~90年代初めのハウスミュージックを思わせるノリが気に入り、それに続く2. AVICII、3. FAITHLESS も1. に合わせてテンポ/ピッチを調整したことでいいかんじでつなぐことができ、「試聴サンプルをミックス仕立てに」を初めて形にできた。それ以後の、現在に至る自分の活動の基盤 (Foundation) ができた2010年秋のメモリアルミックスってことで "Foundation Mix" と命名
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