#42_【人生初!】20代の初心者がスキーに行ってみた!(後編)
今回は初めてスキーに行った時のことを書こうと思う。前編と後編に分かれており、今回が後編だ。前編はこちらから。
6,3日目
2日目と同じ時間に起き、部屋から出る支度をし、朝食会場に向かった。昨日の反省も踏まえて、昨日よりも少し多めに食べた。食べ過ぎたまである。部屋に戻り、ラヴィットを観て、スキー場に行く。同部屋の友達は筋肉痛のため、部屋待機を選んだ。日頃から運動していないタイプの友達のため納得の結果だが、「せっかくのスキーなのに…」とは思った。
スキー場に行くと、近隣の高校生がスキー合宿をしていた。スポーツの強豪校であるため、1学年何人といる中に未来の○億円プレーヤーがいると思うと、ゾッとした。そもそもそんな強豪の部活がスキー合宿に来るとは言えないが。
今日は講師がおらず、フリー滑走だった。とりあえず、リフト乗り場まで滑り降りる。なんか行けるなと思い、せっかく1日数千円とする乗り放題のリフト券を買わされているため、元を取らないと行けないと思い、スキー板を抱えて、リフトに乗る。曇りの中の乗車だったため、昨日ほどの寒さではなかった。リフトを降り、リフトに殺されないように足早にリフト降り場を去る。邪魔にならない所でスキー板を履く。滑り始めると、昨日の午後より転ぶ頻度が減った。(転んではいる。)リフトに乗って、滑るのをひたすら繰り返した。疲れた頃に雪上に寝っ転がり、冷たさを気持ち良く思う。そんなこんなで3日目の午前中が終わった。
宿に戻り、昼食を食べる。今日は中華丼だった。もちろんおかわりをした。どうやら同世代くらいに見えるウエイターのお兄さんは朝昼晩の食事の度に見かけている気がする。どういう気持ちで学生の群れを見ているのか気になった。これを聞くことが野暮だと感じ、胸の中にしまった。(そもそもそんなことを聞く人はいないだろう。)この日のデザートはシュークリームだった。この旅行中に糖分を摂取できる機会が限られているため、より甘く感じた。部屋に戻って、またぽかぽかを観て、しばらく経つとスキーに行く時間になる。午前中休んでいた同部屋の友達が復帰したが、また別の同部屋の友達が筋肉痛で部屋で待機することになった。4人部屋で2人が動けないレベルの筋肉痛とは何だとも思った。
ゲレンデに出て、午前中と同じことをした。リフトに乗って、滑って、疲れたら休憩しての繰り返し。ゲレンデが混んでいなかったため、事故などもなかった。コースが1コースしかなかったため、飽きは来る。
飽きは来るが、部屋に戻るには早すぎるし、この飽きが消え去って、また滑ってみようと思うんじゃないかとも思った。スキーウェアと背中の間に直で雪を入れる。罰ゲームにありそうだが、罰ゲームではなく自主的にやるくらい気持ち良かった。夏にTシャツと体の間にひんやりするものを入れるみたいな感じ。気持ち良いくらいに冷たい。友達の背中に雪を入れてみると、怒られた。あんなに気持ち良いのに怒られるのは理解し難い。
雪だるまも作った。こんなに雪がある中、雪だるまを作るのは初めてだった。直径7,8cmくらいの玉が2つできた。ここから坂を転がせばもっと大きなものを作れそうだとは思ったが、他人に雪玉が当たって取り返しの付かないことになった時に成す術がないなとは思い、これ以上のサイズアップはできないと感じた。バケツがあったとしても頭に帽子代わりにバケツを乗せるには小さすぎる頭である。この歳になって、自分の中の雪だるまのサイズを更新できるとは思わなかったし、雪だるま作りではしゃげる側の人間だということを自覚した。
そんなことをしている間に、ホテルに戻る時間になった。かれこれ2,30分は遊んでいたと思う。ホテルに戻ると、お酒の自販機があることが分かった。自販機のラインナップを覗いてみると、250円の缶ビール、200円の缶チューハイというラインナップで、スーパーだともっと安く買えるだろと思った。来る時は重かったけど、缶チューハイを持ってきて良かったと思いながら,部屋に戻った。夕食まで2時間くらいあったため、とりあえずスナック菓子をつまみに、YouTubeを見ながら持参した缶チューハイを飲み始めた。ド平日の16時から飲めるなんて最高!!飲み終わった後はYouTubeを見ながらゴロゴロする。ただただ時間が過ぎていくのを待った。
夕食の時間になった。缶チューハイの余韻は消え去っていた。酒の影響ではないが、夕食は覚えていない。
お風呂に入る。この宿、最後の入浴だ。前日より空いていたため、とてもゆっくりできた。そういえば,友達4人の部屋なのに毎日4人それぞれが1人で入浴しに行ってる。一緒に入ろうという話すら出なかった。なんか不思議な部屋だった。
お風呂から上がり,またお酒を飲む。これで持ってきたお酒は全て飲んだことになる。荷物が軽くなって、嬉しい。その喜びのために旅行には飲食物を持って行く部分はある。(結局はお土産を買うため、行く時よりも帰ってくる時の方が重くなる場合もある)
7,4日目(最終日)
この日は最終日だった。旅行に行くと、荷物を散らかしてしまう部分がある。荷物が多いため、一度カバンから物を出すと、明日もこれを使うんだと思い、カバンに戻さず、カバンの近くに置いておくことがある。そのため、チェックアウトする前夜とチェックアウト当日はテレビを流し見しながら荷物をまとめる作業がある。下手したら、友達を待たせる日もある。(申し訳ないです)この日はバイキング形式で朝ごはんをたんまり食べた後、荷物をまとめ始めた。入浴時に簡易的に畳んだ服をしっかり畳み直してなるべく小さくなるようにしたり、忘れ物がないかを確認する時間だ。たまに掛け布団の中に行方不明だった靴下を見つけることもある。(寝ている間に脱げてしまう)とても大事な時間である。旅先で物を失くしてしまった時の絶望感は底知れない。
最終日のため、布団を畳まないといけない。普段はベッドユーザーのため、気が億劫である。「ヨシッ、やってやるぞ!」くらいの意気込みでやった。
そんなことをし、荷物をまとめたが、午前中滑り終えてから移動するため、荷物は部屋に置いて良いということだった。荷物を持ってスキーをしたら,何かの拍子に荷物をスキー場にぶちまけて、見つからなかったら春まで待つことになる。そんなのは絶対に嫌だ。
ゲレンデに出た。最後の滑りだった。最後とは言え、1ヶ月以内のまた滑ることが決まっているため、ちょっとしたらまた滑るんだよなと思いながら、滑った。この日は雪が降ることも太陽が出ることもない滑るにはちょうど良い天気だった。コースが1つしかないため、一晩寝ても景色は見飽きていたままだった。
相変わらず昨日の高校生はいた。日帰りではなく、泊まりだということがそこで分かった。新しい団体(中学生くらい?)もいた。この後、自分たちが帰るところに入れ替わりでやって来る。こうやってスキー場のオンシーズンは回っているのだと感じた。
特に大きな事件もなく、午前中が終わり、昼食を食べた。食べ終わると、ホテルの規模にしては大きめの土産物店でお土産を買った。もうちょっと少ない品数の中からTHE 定番みたいなお土産を選びたかった。(空港とかでも目移りしてしまい、何を買ったら良いのか分からないことがある。)ここか帰路のサービスエリアでしかお土産を買うチャンスが無かったため、ここで買った。
部屋から荷物を運び出し、バスのトランクに収納する。下車場所が2か所あるため、下車場所を伝える。日数の割にはスーツケースが大きすぎるという特徴があり、被りやすいスーツケースの色にしては分かりやすい。
帰りのバスでは、隣の席の友達は怪我していたのもあり、元気が出ず、寝ていた。(病院に行ったが、特に異常は無かった。)そのため、桃鉄の10年モードをやった。相手がまめ鬼という雑魚キャラで、カードをほとんど使ってこないため、ほぼ無害と言えるキャラだ。それを相手にいくら稼げるかを試してみた。ひたすら良い物件を買い、相手とは比にならない収益を出す。それが楽しい。解散場所まで約4.5時間(途中トイレ休憩あり)の道中、ずっとやっていた。結局、10年プレイして110億円くらい稼いだ。暇潰しには持って来いの結果だった。
道中のサービスエリアでスタンプを集めたり、買いもしないお土産物売り場を物色したりと気を紛らわした。椎茸を栽培するための木が売っていた。バスに持ち帰るには邪魔すぎたし、衝動買いにしては高い値段だったため、購入を諦めた。こういう物は栽培しようと思ってホームセンターに買いに行かないといけないなと思った。
8,今回持って行った物
最後に今回持って行った物を紹介する。カバンは2つ持って行った。普段から荷物が多いタイプの人間であるため、参考にならない部分はあるかもしれない。持って行かないで後悔するよりかは持って行って後悔する主義だ。
8-1,スーツケース
スーツケースはバスの中には持ち込まず、バスのトランクに持って行っても良い物を中心にパッキングした。
・寝間着・・・宿によっては浴衣や寝間着がある場合もあるが、個人的には浴衣などの準備がある時でも風邪を引かないために持って行く。
・部屋着・・・今回は宿に戻ってから寝るまでの時間が長かったため、持って行った。その服でご飯に出かけたりお風呂に入りに行ったりするため、外行きを意識した。
・下着類・・・これは言うまでもないため、省略。
・ヒートテック・・・天気によっては、暑くて要らない日もあったが、寒さ対策として持って行った。雪が降る日や初心者レッスンであまり滑れない日(待機時間が長い日)だとあると良い。
・カイロ・・・貼るタイプと貼らないタイプ両方とも持って行った。ヒートテック以上に暑くて要らない日があった。長期戦にはあると良い気がする。
・お風呂セット(バスタオル。フェイスタオル、ボディタオル、洗顔フォーム、綿棒、化粧水、コットン)・・・バスタオルやフェイスタオルはあったとしても、ボディタオルはない確率がグッと上がる。ボディタオルはないと、手の届かないところが出てくるからあると良い。
8-2,旅行用のバックパック
旅行用のバックパックは必ず持って行くものをリストアップしている。
・スマホの充電器(USBの差し込み口付き)・・・必須。USBの差し込み口があることで、スマホの充電をしながら他の物も充電できるのが好き。
・Nintendo Switch・・・移動や待ち時間の暇潰し用。時には友達とホテルで楽しむ。携帯も使えないようなトンネルでも問題なく使えるのが嬉しい。
・ティッシュ・・・年中鼻炎のため、いつ爆発して大量消費するか分からない。そのため、ストック数は多め。
・ウェットティッシュとアルコール消毒液・・・手洗いできない時にあると便利。テーブルなどを拭きたい時にあると良い。ウェットティッシュがウェットではない時に、アルコールを吹きかけて使う事がある。
・お菓子類・・・小腹が空いた時用に一口つまむ用。チョコやグミと飴が多い。電車に長時間乗り、口が寂しい際は口に入れる。焼肉に行った後は食べることが多い。
・飲み物・・・飲みたくなったら飲む。炭酸は事前に封を開けておいて、吹き出しても大丈夫なようにする。
ってところがよく持っている。
前編はこちらから!
そんなところで、スキーの話でした!また今度!
サビの時に滑走したい。