ANAのTikTokが一周年!260万回再生の動画も!
コロナ禍でも空の旅を身近に感じてもらうと始めたANAの動画投稿SNS「TikTok」が7月12日で初配信から一周年を迎えました。これまで投稿したおよそ500本の動画のうち、一部は再生された回数が260万回を超えるなど、若者を中心に親しまれるコンテンツの一つになっています。
TikTokは若い世代に人気の動画配信SNSで短い動画を音楽にのせて投稿するのが特徴です。
ANAは普段飛行機に乗る機会の少ない人たちにも親しんでもらおうと2021年7月12日、日本の航空会社として初めてTikTokの配信を始めました。
この1年間でほぼ毎日投稿を行いその本数は500本近くになり、フォロワー数は15万4000人まで増えました。
このうちANAグループ社員が出演する動画で最も再生回数が多かったのが、海外のグループが子供向けに作った「My name is」という曲に合わせ、客室乗務員やグランドスタッフ、整備士が踊る動画です。それぞれが「チッキー」「チャチャ」「ブーンブーン」「ララ」というキャラクターになり、リズムに合わせて足を上げたり手を叩いたりしてコミカルに躍る動画でこれまでおよそ260万回再生されています。
動画に出演した広報部 二見 良太さん
「最初にTikTokを始める時は不安でしたが、やってみると実際楽しかったですし、たくさんのお客様に見ていただきました。コメントでも可愛いとか楽しそうな会社だと言われてすごく嬉しいです。安全第一というのは会社にとって一番の基盤ですが、それに加え、楽しい会社、新しいことをする会社だというイメージをTikTokを通じて表現できればと思います」
また、「何している人」というシリーズは登場人物がリズムに合わせて自身の周囲を指差しし、それに合わせてこれまでの経歴や好みなどが表示されるコンテンツで、女性パイロットを紹介する動画は170万回再生されました。
動画制作を担当した広報部 小土井 有咲さん
「ダンスだけではなくANAで働いている女性の職業紹介をポップにお伝えすることができて、それが100万再生を超えたというのがよかったです。さらに、寄せられたコメントに『将来パイロットになりたい』というのがあってとても嬉しかったです。将来TikTokを見てパイロットになったという人が出てきたらすごいなと思います」
このほか、環境への取り組みや各グループ会社社長のインタビューなど、会社として伝えたいメッセージもTikTokを通じて伝えています。
広報部 竹内 麗さん
「会社の取り組みなども動画でお伝えしています。ホームーページでの情報発信だと文字が中心になりますが、文字だけでは伝わらないことも動画を通じて伝えられることもあると感じています。飛行機に乗る機会の少ない若い世代がTikTokを通じてANAを知ってもらい、飛行機に乗ってみたいとか働いてみたいと思ってもらえれば嬉しいです」