ANAがTikTok配信開始
コロナ禍でも空の旅を身近に感じてもらおうと、ANAは若者を中心に人気の動画を使ったSNS「TikTok」の配信を始め、空港での日常や新しいサービスを紹介する動画をほぼ毎日投稿しています。
TikTokは短い動画を音楽にのせて投稿するSNSアプリで、去年のダウンロード数が世界のSNSで最も多くなるなど、若者を中心に人気を集めています。
ANAでは今年7月から配信を始め12月中旬までにおよそ170本の動画を投稿しています。動画は広報担当者など15人の社員が制作していて、これまでに空港で働くスタッフの制服紹介や甲子園に出場した高校球児を見送る様子、さらにハロウィンにちなんだ動画などを投稿し、空港での日常などを音楽にのせてコミカルに紹介しています。
また、ANAグループの取り組みを知ってもらおうと、自動手荷物預け機の使い方、アバターを使った遠隔地観光や空港お土産店の無人販売など、実際のサービスをわかりやすく紹介する動画も投稿しています。
開始5ヶ月でフォロワーは4万人に達していて、「自動手荷物預け機すごい!修学旅行で使った」とか「ANAのお茶目な一面が見られてほっこりした」などといったコメントが寄せられています。
羽田空港のグランドスタッフも参加し、現場の視点で動画を制作しています
日本の航空会社で公式アカウントを持つのはANAが初めてとみられ、今後フォロワー10万人の達成を目指すことにしています。
TikTok担当するANAホールディングス広報・コーポレートブランド推進部の小土井 有咲さん
「コロナ禍でお客様に会う機会が少なくなるなか、ANAを身近に感じて欲しいと思い始めました。動画を通じてANAグループのことを知ってもらえたら嬉しいです。」
右から、小土井さん、ANAエアポートサービスグランドスタッフ 戎さん、八木さん、ANAホールディングス広報・コーポレートブランド推進部 槻本さん