意外と出来ていない!?SNS広告で重要な「ペルソナ設定」
こんにちは!オールマークのなつみです。
一気に寒くなりましたね。最近は秋に向けて子供の衣替えをしていましたが、去年着ていたはずの洋服が見事にサイズアウトしており、慌てて大量に服を仕入れているところです・・・
さて、本題ですが、今回は「ペルソナ設定」について、お話ししていきます。
SNS広告を運用していてこんな悩みはないですか?
・クリックはされるのになかなかコンバージョンにつながらない
・地域や性別年代など広告の設定をしているのに、全然欲しいターゲットからの成果がない
SNS広告はリスティング広告などの広告文章がメインのみの広告とは違い、
「まだ検索していない」潜在層のユーザーに向けて画像や動画でメッセージを訴求する広告です。
「誰に」「どんなクリエイティブを制作するか」が非常に重要になりますが、
その根底にあるターゲティングがうまくいっていないケースも多いのではないでしょうか。
今回はSNS広告運用にも重要な「ペルソナ設定」について解説いたします。
ペルソナとは?ターゲットと何が違うの?
「ペルソナ」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティングにおいて活用される概念です。
「一人の架空の人物」を想定して、年齢、性別、居住地、職業、年収、家族構成、休日の過ごし方、ライフスタイル、趣味、価値観……など、実際にその人物が実在しているかのように、詳細な情報を設定していきます。
ペルソナと似た言葉として「ターゲット」というものがあり、混同してしまっているという方も多いのではないでしょうか。
商品やサービスのユーザー像を考えるという点では、ターゲットもペルソナも同じですが、「ターゲット」よりも「ペルソナ」の方が、より深く詳細に人物像を設定するのです。
【例】
ターゲット
「20代・未婚・女性・東京都在住」
ペルソナ
・26歳 女性 東京都在住
・看護師で夜勤もあり。今の病院は4年目。
・収入には余裕が出てきた。
・恋人はなし。友人は多く、休みの日は友達と過ごすことが多い
・旅行やカフェ巡りが趣味。冬には韓国旅行を予約済み
・推しのライブに行くためにダイエットも頑張っていて最近ジムに通っている
・YouTubeではメイクや美容のチャンネルを見るのが好き
・デパコスが好き。話題の化粧品は試したくなってしまうタイプ
・テレビはほぼ見ない。InstagramやTwitterの使用頻度が高い
ペルソナの設定をする前に・・・まずは情報収集をしましょう!
さあ!ペルソナ考えよう!と、突然イメージで作成するのは危険です。
個人の先入観で作成するのではなく、下準備としてまずは自社のデータ分析や競合などの情報収集をする必要があります。
ペルソナ設定には下記のようなデータが参考になります。
・広告アカウントのデータ
・アンケートのデータ
・口コミ など
データ収集では、年齢や職業などの属性、具体的な数値で表せる「定量データ」と、
興味・関心や行動など数値で表せない「定性データ」の2種類があります。
定量データは既存のデータやアクセス解析を行い、定性データはアンケートや商品の口コミなどを参考にするのも効果的です。
広告アカウントでコンバージョンにつながっているボリュームの多い層や、アンケートや口コミから実際にいつ、どこで、どうやって自社の商品やサービスが使われているかというのを、実際に下調べした上でペルソナ設定をしていきましょう。
ペルソナの作成方法
ペルソナを作成する上での基本的な項目は下記になります。
・年齢
・性別
・居住地
・最終学歴
・職業
・家族構成
・収入や貯蓄
・ライフスタイル(勤務時間・休日の過ごし方など)
・性格や価値観
・趣味
・悩みや不満
・インターネット、SNS利用状況
こちらは最低限必要な項目を集めたものなので、サービスや商品によって必要な情報を追加をして考えていきましょう。
ペルソナの設定については、上記でお伝えしたデータや口コミなどの事実をベースに作り上げるのがポイントです。
個人の思い込みでなんとなく作ってしまうのではなく、データから作成するのが重要になります。
まとめ
いかがでしょうか。
近年のライフスタイルの多様化により、ターゲットの属性だけでは、そのターゲットの根底にある”価値観”や”行動特性”などを把握することが難しく、ユーザーのニーズに合わせた広告運用が難しくなっていますが、ペルソナを設定することで、SNS広告運用でコンバージョン率の上昇が期待できます。
弊社では、今回お話ししたような根本のターゲット設定の見直しを得意としています!
SNS広告でターゲティングがうまくいかない!CPAを下げたい!などお悩みがありましたら
ぜひオールマークにお任せください!
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