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【旅#06】「太陽の塔って中入れるん?」
みなさま、こんにちは!
にこです😊
今回は、関東から先輩が遊びに来る時に
『太陽の塔の中が見たくて!』と言われ、
「あ、そういえば入れたんやっけ?!」と興味を持ち、行ってきました(笑)
その後寄り道もしてきたので、
大阪観光の【旅編】として書かせていただきます!
太陽の塔に込められた意味が、とーっても心に響きました。
個人的に、岡本太郎さんの印象が変わった日になりました!
ぜひ、読んでみてください☺️
①当日チケット購入のため、万博記念公園へ
当日分のチケットを買いにわざわざ朝から現地までやってきました!
なぜかというと、
チケット販売は前日の23:59までなんですが、
前日夜に先輩が私の自宅へ到着。そこから明日の計画の確認・相談していたら、
なんと現在0:03ではありませんか。
、、、、、皆様は事前チケットをご購入くださいね。(笑)
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チケット購入口はこの右手にあるのね。
階段を降りると、
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無事、本日の15:00ー15:30枠で購入できました!
本来は、事前予約要とホームページに記載されてたので心配してましたが、
ひとまず購入できて良かったです!
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では、次はランチのために
一旦ここから梅田へ移動しまーす!
②ランチ BOTANI:CURRY
先輩の「スパイスカレーって大阪が名店多いのかな?」という
”大阪ならでは”の食事を求めて来ることにしたお店です。
実際、数年前に大阪でスパイスカレーブームがあって
全国的に拡がったみたい。
先輩はスパイスカレー初。
私は数店食べていて、このお店は初めて!楽しみにやってきました😊
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人気店で、20分くらい並んだと思います。
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見た目にも惹かれます!華やか!
いただきます!
スパイスカレーって、ぜーんぶ混ぜ混ぜにして食べるのが
一番美味しい食べ方なんですよね?
始めは躊躇してましたが、美味しさを知ってからは
初っ端から混ぜTIMEさせていただております(笑)
混ぜてからだと美味しさが何倍にも増えた感じがしていつも不思議ですが、
今回も少し汗をかきながら最後まで美味しくいただきました☺️✨
このボタニカレーもまた食べたいくらい美味しいカレーでした!
ご馳走様でした♪
③再び万博記念公園へ
またやってきました!(笑)
さっきチケットを購入した時に、受付のお姉さんから
「予約の20分前にはこちらへ到着しておいてください」と言われました。
20分前って結構早いな、と思いながら
ちょっと急ぎながらやってきて無事間に合いそうです。
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まずは1階から見て回ります!!が、その前に
調べたことを少々書かせていただきます!
万博当時の太陽の塔の役割
万博当時、この太陽の塔ともに
・母の塔
・青春の塔
・大屋根
がつくられており、そのうちの1つ、
地上30m上空にかけられていた”大屋根”に観客を運ぶ必要があったため、構想された施設。
太陽の塔の施設機能上の役割は、
地下展示と空中展示をつなぐエスカレーターの縦通路だったそうです。
(そうなの😳)
![](https://assets.st-note.com/img/1730790828-7ilAqXT39uxbBS8zsHtnM6Fp.jpg?width=1200)
太陽の塔があらわすもの
頂部に金色で未来を象徴する【黄金の顔】
現在を象徴する正面の【太陽の顔】
過去を象徴する背面の【黒い太陽】
万博当時には第4の顔として人間の精神世界を表す【地底の太陽】が地下展示されていたそうですが、万博後は行方がわからず現代は復元されたものが飾られていました。
ガイドには、
太陽の塔は高さ70m、基底部直径20m、腕の長さ25m。
その異様な風貌は、西洋の美的基準からも日本美の伝統からも外れていて、
世界を見渡しても似たものがありません。
いったいなにを表しているのか。作家本人がなにも語っていないため、残念ながらよくわかりません。しかし特徴的な3つの顔についてははっきりしています。
わかっているのはこれだけ。あとの解釈は自由です。
どうぞご自由に感じてください。
と書かれていて、見た人に
「自分なりに考えてみてね」という感じ。
わかりました、考えてみます!
ちなみに
総工費は当時で約6億3,000万円だそうです。
現在の太陽の塔
1970年当初は解体予定でしたが、
撤去反対の署名活動などが行われ、1975年3月に永久保存が決定。
2016年から耐震工事が開始され、
2018年3月19日から内部公開されていたんですね。
48年ぶりに公開された新生太陽の塔は、
ふたつのゾーンで構成されており、
〈地底の太陽ゾーン〉と〈生命の樹ゾーン〉とのこと。
では、1階から見ていきます!
〈地底の太陽ゾーン〉
早めに来た20分は、1階展示を見る時間なんですね。
デッサンが数枚飾られていたり、
![](https://assets.st-note.com/img/1730785080-vFlGAk8PyJcjEw1YWhDIrXxf.jpg?width=1200)
お洒落な窓があったり、
![](https://assets.st-note.com/img/1730785093-who8tqEabZ75pcnYmLX1UkIz.jpg?width=1200)
第4の顔も発見。
当時、一番最初の展示会場〈過去:根源の世界〉に
<いのち> <ひと> <いのり>という空間があったそうですが、
現在はその3つがマッピングを用いながら表現されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730785139-36dB8zDGcFMmu0r9sqnAJIHW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730786010-y8sirpqjmD3UEGdWg0vuoZzf.jpg?width=1200)
現代版は、
![](https://assets.st-note.com/img/1730785241-PtI0bG6pjaY5Tmh8OXSdksNM.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730785266-juOJX6y7blnVhNt53i9TsF28.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730785278-UgoQakw5Tl79nWCNM6DHZjcR.jpg?width=1200)
このマッピングを見ながらしばらく待機。
そして内部の中心である〈生命の樹ゾーン〉へ入ります。
〈生命の樹ゾーン〉
![](https://assets.st-note.com/img/1730785371-nKNvYUStIJLohcq4szPkEea5.jpg?width=1200)
直感的な正直な感想は、
「なんだかこわい、、、血管みたい、、
上に進むごとに生命の進化を表してるのかな、、?」
ということくらい。
1階のみ写真撮影可能です。
階段より上は追加料金500円がかかります。
私は今回は購入しなかったので、ガイドを基に書いていきたいと思います!
ちなみに万博当時の塔内を再現した図はこちらで、
![](https://assets.st-note.com/img/1730786038-3V7jIClAebgLzNOt2YMHxX1m.jpg?width=1200)
①観覧ルート
階段とスロープののちに、5基のエスカレーターを乗り継ぐ。
②基底部
地底の炎を表現。原生生物が群青している。
③生命の樹
生物進化のプロセスを表現。33種類のいきものがいる。
5色=五大陸をあらわす。
④エスカレーター
観客を大屋根に運ぶため。
⑤避難階段
非常時の階段=大屋根につながっている。
⑥太陽の空間
無限の天空を表現した空間。照明演出により色が変化する。
ということです。
ちなみに所狭しといるいきものたちの一覧はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1730786054-hzIaXKqH2skg4RAJ1GLOby3r.jpg?width=1200)
この生命の樹は41mあり、
【いのちの歴史】の表現であって、
![](https://assets.st-note.com/img/1730786070-6OKjtRFm1g02swdN3liChXJL.jpg?width=1200)
生命の誕生の約40億年前から、
原生類時代→三葉虫時代→魚類時代→両生類時代→はちゅう類時代→哺乳類時代の現代までと、これからの未来まで表現した樹なんですね。
下のフロアのいきものは、実物よりも非常に大きく、
上のフロアのいきものになるほど実物より小さくなっていたのが印象的。
「進化したいきものが偉いんじゃないんだよ」と言われているような気持ち。
一番上の階段まで上がると、
太陽の空間という説明書きが。
太陽は人間生命の根源だ
惜しみなく光と熱をふりそそぐ
この神聖な核
われわれは猛烈な祭りによって
太陽と交歓し
その燃えるエネルギーにこたえる
うまく言葉にできませんが、
ものすごくエネルギッシュで、
綺麗事だけじゃなくて、
前向きな印象を受けました。
そして一番上まで見終えると、
階段で降りていき終了ですが、
その階段途中の壁面に展示がありました。
印象的だなと思った言葉がこちら。
(太陽の塔を製作するとき、)
私はその中核に人間であることの誇り、
生きていることの歓びを爆発させたいと思った。
岡本太郎が日本社会に問いかけたもの。
それは いのち でした。
「すごくパッションを感じる施設だったなぁ」という感想を持って出てきた私。
何も調べず、ただ観光に行って、感じたものが多かったので帰ってきてからググってみると、ストーリーが深いなと思ったので引用させていただきながら、続きを書いてみたいと思います。
岡本太郎さんの想い
(いろんな記事を読み、自己理解のもと書いております、
あくまで個人的解釈という点をご承知の上お目通しいただけますと幸いです。)
東京オリンピックが終了し、間もなく決まった大阪万博。
高度経済成長真っ只中。
万博のシンボルゾーンとなる【お祭り広場のテーマ館プロデューサー】に就任要請が来るも、本人は反感的。
何度も依頼が来る中、自身も受けるつもりもないが周囲の人間も口を揃えて「受けない方がいい」という言葉。
楽な道と危険な道。岐路に立った時、いつも危険な道を選ぶようにしていたそうで、この話を受けることにしたと。
当時の万博のテーマは「人類の進歩と調和」。
ですが、岡本太郎さんは真逆の考えを持っており、
「人類は進歩なんかしていない」
「本当の調和はぶつかり合うことで生まれる」
「根源に立ち返れ」という思いから
【進歩・技術】ではなく、そもそもの【生命】の素晴らしさを伝えたかった。
初めて欧米以外のアジアで開催される大阪万博を、
「全人類が対等の立場で参加できる神聖な祭り」にしたかった。
来場者が見ただけで緊張感を持つように、
当初から予定されていた近代的なデザインの大屋根、
それを突き破る何かを作りたいと閃き、太陽の塔が設計された。
帰ってきてから検索し、
一番印象的な言葉がこの記事に書かれていたので多分に引用させていただきます。
(私にとって、非常に学びと気付きの多いインタビューでした。
みなさまも、読んでみないと気付けない岡本太郎ワールドについてとても分かりやすく載せておられますので、ご一読くださいませ。)
岡本太郎は国際見本市としての万博には徹底して反対だったわけです。
では、これからの人類に本当に必要なのは何か。
岡本太郎は、人類に「進歩」があったとして、
その過程の中で、人類が失いつつあった人間の”誇り”や”生きる尊厳”を奪還することが必要だ、と考えました。
そのために万博に必要なのは、「祭」であると岡本太郎は考えていました。
関わる一人ひとりが、すべてのエネルギーを注ぎ込んで作り上げる「祭」。
今も日本各地に残る祭礼としての祭をイメージしていました。
万博を単なるお祭り騒ぎのイベントではなく、
神聖な祭として再定義し、その中心に、祭の神像として
「太陽の塔」をぶち立てるという計画でした。
それも単なる鉄筋コンクリートの像ではなく、
「太陽の塔」は、ある意味で生き物ののような、人工生命のようなものとして作られています。
ですから、「太陽の塔」には血の通った生き物としてのイメージがあるんですね。
当時、「太陽の塔」を訪れた来場者は、
現在の地上から地下の過去へと降りていくところから始まります。
地下への入り口は、宇宙のはじまりのビックバンからスタートし、
来場者はいったん無に解体され、無から有へ、物質へと転生し、生命の誕生と進化の過程をたどりながら塔の中を巡り、空中の大屋根に展開される未来都市を体験した後、最後は「母の塔」と名づけられた、胎盤型のモニュメントを受け皿に、現在の地上に戻ってくる道順になっています。
見方を変えれば、来場者は、神像の胎内くぐり(現世から他界を通り抜け、死と再生を体験する修験道の修行)を体験することになるので、一種のイニシエーション装置としても機能していたんですね。
岡本太郎は、独りよがりな作品として「太陽の塔」を造ったわけではなく、
本気で万博を神聖な祭りに変えようとしていたんです。
宇宙の中心に立つ世界樹としての太陽の塔を、
万博来場者約6,400万人の生きがいを取り戻すための装置にしたかったんですよ。
神像である塔の胎内をくぐり抜けることで、
人間の本来のあり方を、生き方を思い起こさせる。
これこそが岡本太郎が万博で実現させたかったことなのではないかと僕は思います。
この記事を読むと、なんて浅はかな知識で帰ってきたんだろうと思いました。
もっとシンプルな記念碑のような塔だと勘違いしていました。
全文読んでも、まだ考えを理解しきれていない部分が多いと感じているので、
自分なりに「岡本太郎さんの意志が理解できたかな。」と思えるくらいまで深掘りしてみようと思います。
ちなみに入場料は
自然文化園(公園に入るための券) 260円
太陽の塔 入場券 720円
でした!
カントリーマアムFACTORY
続いては隣のららぽーとへ。
「出来立てのカントリーマアムが食べてみたい!」とやってきました。
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近くのソファに座って早速いただきます!
そして、購入するときに気付いたことが1つ。。。
日本語とは難しいですね。。
また、ネーミングセンスも秀逸。
1番のお楽しみの”カントリーマアム”。
”窯出し”とは。
=焼き立てではございませんね。(笑)
でも、ここで作っていますよという意ですね(笑)
この場所で1枚いただき、
残りは自宅で温めてからいただきました。(笑)
個人的には、いつものカントリーマアムの方が好きかな(笑)
ご馳走様でした☺️✨
たこ焼き わなか
先輩を見送りに新大阪駅へやってきました!
最後に「たこせんが食べたい!」ということでわなかへ。
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何気に初めていただきます!
たこ焼き3つも入ってました。
結構お腹いっぱいになるのね、、と思いながら食べていると
最後の方はせんべいふにゃふにゃTIMEなので
これ食べるの結構苦戦します!(笑)
早めにパパッといただいてください(笑)
美味しかったです!ご馳走様でしたー!
そして先輩を改札前でお見送りして、大阪観光の1日が終わりましたー!
思ったこと
今回は、「太陽の塔ってこんなに色んな意味が込められてるんや!」という驚きが一番の収穫。
時代背景と重ねて知っていくのってすごくおもしろい。
この塔に関しては出来るだけシンプルな言葉でこれから知っていきたいなと思うので、岡本太郎さんが残した著書などを読もうと思います。
あと岡本太郎さんって、すごく独創的なイメージがあったんですが、
今回で、ご本人の考え方も知りたいと思うようになったので、併せて著書も読んでいこうと思います!
そして個人的に、太陽の塔全体を通して感じたメッセージは、
・命をかけた衝突も恐れない=真の調和である
・個人の彩り(良さ)を打ち出す
・貧富関係なくそれを活かし合ってこそ、調和
ということかな、と思いました。
(皆さんが行かれた際に感じられたことも、コメントで教えていただけるととても嬉しいです。)
あと最後に、
久しぶりに懐かしい人に会うと、元気をもらいますね😊
その人の良いところを知り、勉強させてもらういい時間になりました。
今回も読んでいただきありがとうございます😊!
また来週もぜひお待ちしておりますー!💐
ではまた✨
にこ