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年末年始の色々なこと。「やらねば案件」は「やめてもいい案件」。

クリスマスが終わり、街は一氣に年末モード。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

この時期、何かと氣忙しいですよね。
お仕事をされてる方も、そうでない方も通常モードでいられない。

なぜでしょう?
なぜいつもと同じ心持ちではいられないの?

それは「年末だから」「年始だから」という理由だけで「やらなければ!」と思っていることが沢山あるからです。

年末だから大掃除しなくては!
忘年会に参加しなくては!
お正月用にごちそう(おせち)の準備をしなくては!
実家に帰省しなくては!
などなど、、、。

色んな「習わし」がわたしたちの生活に溶け込んでいて、それをやることがもう「当たり前」になってる。

でもね、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

それってホントにやりたいこと?


すべてにおいて楽しくやれるならいいのです。

でも「そうするのが当たり前」という前提で嫌々していることがあるならば「それやめてもええねんで」と言いたい笑。

大掃除しなくても年は越せるし、忘年会に行きたくなければ不参加でいい、お正月だからってごちそう(おせち)を食べなくても、そのとき食べたいものを食べればいい。

実家に帰省するのが面倒であれば、帰らなければいい。

家族で暮らしていると自分一人だけの意見が通りにくいこともあるのだろうけど、そんなときこそ話し合ってみてはどうでしょう?

意外と自分が思っている以上に家族はこだわりがないなんてことも多いですよ。

友人の話をします。
彼女は毎年、元旦はパートナーの実家に帰ってから自分の実家に帰るというダブル帰省をしていました。

それがめちゃくちゃ疲れるので、ホントはどちらの実家にも帰りたくなかったのだそう。

「年始ぐらい自分の好きなようにゆっくり過ごしたい!」

それが彼女の本音でした。

そんな思いが実現します。
ある年のお正月、彼女はインフルエンザにかかり寝込んでしまったのです。

そんな状態では帰省なんてできず、その年はパートナーと子供たちだけで両方の実家に帰ってもらったそうです。

熱があり身体はツライものの、誰もいないシーンと静かな家で1人好きなだけ寝ていられることに幸せを感じたと言っていました。

「あの解放感ったらなかった」

その年以来彼女はお正月は帰省しない、と決めました。
それだけでなく、大掃除やおせち作りもやめました。

家族はそのことに何の反論もなかったそうです。
むしろ子供たちはウーバーで好きなものを注文できることに喜び、パートナーも彼女が嫌々やっていたことを手放し、ごキゲンでいてくれる方が一緒にいて心地よい、と言ってくれたそうです。

実家の親たちからは色々言われたそうですが、何を言われても「そうすると決めたから」を通したそう。

それでも何か言われたときは子供たちだけを送り込む作戦を実行。
すると親たちは満足したらしく「今度からはこの作戦でいく笑」と話していました。


わたしたちは、会社の○○さんである前に、親である前に、妻や夫である前に、両親の子供である前に「1人の人間」です。

それを忘れて役割りを演じているとホントの自分がどうしたいのか分からなくなる。

どんなときも、誰といても、どこにいても、自分の心地よさを優先する。

それが結果、周りみんなを幸せにします。

それは自分勝手でも何でもない、当たり前のこと。

もっと自分のためだけの幸せを考えてもいいのです。


年末年始の「やらねば案件」は「やめてもいい案件」。

やめる選択肢があることに氣づいてくださいね。


今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。

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