この時代に天から派遣されたヒーラーたち。
ヒーラーとは人を癒すことを生業にしている人たちだけでなく、本来の自分に還り、ありのままの姿で生きている人たちのこと。
そういった人たちは周囲に何かを与えようとせずとも、特別なことをしなくても生き様そのものが周りにいる人たちに影響を及ぼし、癒しにつながっている。
いまの時代、そんなヒーラーたちが天から派遣され、たくさん地球にやってきているように思う。
わたちたちはみなひとりひとり別々の世界で生きている。
それは個別に持つ「思い込み(観念)」で作られた世界で、誰一人としてその世界がまったく同じという人はいない。
その人の世界はその人が信じたものでできている。
けれどそれを理解していないと、「他の人もわたしの見ているものと同じものが見えている」と勘違いしてしまう。
特に親や子、パートナーなど近しい存在の人たちに対してはその誤解が生じやすく「わたしがよいと思ったことは相手もそう思って当然」といった思い上がりにも似た氣持ちがあり、それが衝突の原因となる。
よく言う「よかれと思って」というやつだ。
あなたの「よかれ」はあなただけのもの。
他の人には適合しない。
こういったことが起こる原因は、心の境界線が引けていないことにある。
自分の親だろうが、子供だろうが、パートナーだろうが「心」は自分だけの神聖な場所で誰にも入り込ませてはならない。
けれどそれを知らない親に育てられた子供は、心の中に親が入ってくることが当たり前になってしまっているので、自分の思いよりも親の意見を優先させることをしてしまい、それを繰り返すうちにいつしか心の境界線を見失う。
そうやって成長した人は「自分を尊重する」ことができない(それがどういうことなのかすら分からない)大人になってしまう。
無自覚のうちに自分を簡単に相手に明け渡してしまい、なんならそれが「優しさ」や「愛情」であると思い込み、自己犠牲をベースに生きるようになる。
そんな大人が親になり、自分が育てられたように子供と関わり、、、。
こうして家系の中で「自己尊重の欠如」が連綿と続いていく。
というのがこれまでの時代多かったように感じている。
わたし自身もそんな家庭で育った。
親戚中を見まわしてみてもみな親の価値観の中で生きていて、家系内で続いていくとはこういうことだと実感している。
周囲の人たちも同じような人たちが多い。
が、ここからはそれが一変する。
「個の尊重」をベースにした時代、それが風の時代。
そしてその礎を作るため、この時代に天から「生きづらさ」という課題を持たされやってきたひとたち。
自らの人生に疑問を感じ、もがき苦しみながらもなんとかラクに生きられるようにと自分と向き合い続けているひとたち。
そういった人たちはみなヒーラーだ。
彼ら彼女らの生きることに対して真摯な姿は、知らず知らずの間に多くの人たちに「本来の自分でいること」への大切さに氣づかせるきっかけになっている。
いま生きづらさを抱えている人たちへ伝えたい。
あなたは氣づいていないかもしれないけれど、あなたがあなたでいるだけで周囲の人たちに勇氣を与え、氣づきを促し、癒しにつながっている。
いまはときのフェーズが変わったばかりで混乱が生じることも多いだろうけれど、ここからはどんどん生きやすい時代になっていく。
だから自分をあきらめないで。
どうかそのまんまのあなたでいて。
あなたは時代に必要とされたヒーラーなのだから。
今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。