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感じない症候群。
「感じる」ということに苦手意識があります。
普段の生活の中で好きなものを食べて「美味しい」と感じる、好きな映画を観て「楽しい」と感じる、というのは普通にあります。
私が苦手なのは「目に見えない世界を感じる」こと。
例えばエネルギーヒーリングを受けた際、「あたたかいものを感じた」とか「ビジョンが見えた」とかがまったくないのです。
これまで様々なヒーリングを受けたけれどどれも同じで「ようわからん」というのが正直なところです。
感じたいのに感じない。
大きなコンプレックスがあります。
自分で「感じない」と思っているからそのような現実を作り出していることは分かっていても、中々そこがハズせない。
私の「感じない」が発動したのは4年前。
人生がつらくスピリチュアルな生き方にシフトし始めたとき、動物とお話できるようになるアニマルコミニュケーターの講座に参加しました。
数時間の座学の後、実際に動物の写真を見てコミニュケーションを試みるのですがまったく何も感じませんでした。
そのころは意識や宇宙、エネルギーの仕組みなどまったく分からず、いきなり動物の写真を見て「はい、つながってみましょう!」と言われたところで「エッ?! 何それ?!」という感じで…。
けれど私以外の参加者さんたちは、みなできたんです。
ペットのわんこやにゃんこが「お母さん(飼い主さん)に会えてよかったって言ってました」とか「いまとても幸せだから心配しないでと言ってます」など私にしてみれば「なんでそんなこと分かるん?」みたいなことをスラスラ言うのです。
私は何も見えず何も聞こえず何も感じず…。
すごーく落ち込んだと同時に大きな劣等感が私を襲いました。
そこで諦めたくなくて出来ないながらもしばらく講座には通ったのですが頑張れば頑張るほど「できない。ダメだ」が増大し、苦しくなって一旦その場を離れることにしました。
そこからです。
本格的に自分との向き合いを始めたのは。
動物の意識とつながる前にまず自分とつながることが必至だと分かったからです。
あれから4年。
様々な学びや経験を通してずいぶんホントの自分に還ってきてる感はあるものの未だ感じない症候群はそこにあり…。
つい先日も会員になっている健康サロンに特別講師が来てエネルギ―を体感するというイベントがありました。
先生が手に降ろした氣を参加者の手のひらに乗せてくれるのですが私は全然何も感じず…。
私の体感とは裏腹に、先生が次々とそこにいる人たちに氣を分けていくので場のエネルギーが高くなったらしく参加者のおひとりが氣あたりしてしまい席をはずれるという場面がありました。
私は「?」という感じ。
私も感じたい。
「あー氣がスゴ過ぎてしんどい…」とか言うてみたい笑。
私が頑なに感じないことにしておきたいのは何でなん?
未だに謎なのです。
いつになったらこの封印は解除されるんやろう?
久々に感じた「感じない」出来事でした。
今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。