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今まで色んな方のセッションを受けてきましたが、真のヒーラーというのは、困りごとがあって相談したとき、単に寄り添うというより「氣づくチャンス」を与えてくれる人だと感じています。

「寄り添う」という行為は一見やさしいように見えるけれど、氣をつけないと相手を依存させてしまうこともあります。

相談者は「わかってほしい」という氣持ちがあるので共感してもらえると安心を得てラクになった氣になるけれど、問題は解決しておらず苦しみが続きます。

氣づかせてくれる人は、「今あなたの目の前にある現実は全部あなたが創ったものだよ。だから解決できるよ」ということを教えてくれます。

私たちの現実は、すべて私たちの心が創り出したものです。

だから目の前で起きてることで問題があれば、打破できるのも自分だけ。
それを教えてくれるのが真のヒーラーです。


私たちは自分が肉体ではなく魂の存在だと氣づくまで多くの人が知らないうちに「被害者意識」で生きています。

今の現状は変えられない。
なぜならお金がないから、両親や子供、パートーナーがいるから、病氣だから…などなど様々なことが原因で「変えることができない」と思い込んでいます。

でもそれは事実ではありません。
自分の中にある被害者意識が「変えられない」という現実を創り出しているだけです。

「変えられない」という前提が自分の中にあるので、「変えられる」要因を見出すことができない。

ではどうやったら「被害者意識」から抜け出せるのか。

それは今、問題だと思っていることは全部自分が何かを得るために創り出したこと、に氣づくことです。

深いところで願っていたことが叶っているのが目の前の現実です。


たとえば私の場合だと、数年前に経営していた飲食店を廃業し、オットと稼業を継ぐために実家に戻りました。

地元が苦手で父とも折り合いが悪く、稼業にはまったく興味がない。
そんな私がオットに説得され泣く泣く地元に帰った、ということになってますが、今から思うとすべて私が望んでいたことでした。

見なかったことにしてきた家族へのホントの氣持ちを解放したい。
オットへの依存をぬけ自立したい。
ホントの自分で生きたい。

これら深いところにある魂の願いを叶えるために、私は自分の意志で実家へ戻ったのです。

その後、家族やオットと衝突し、苦しむ中で自分の心を見ることを始めました。様々な学びを経験する中で家族と向き合い、心が変化し、一度は断絶していた家族との仲も以前とは違う形で復活しました。

今は地元を去り、ひとりで暮らしながらホントの自分を生きる道を探っています。

ここまでの道のり「なんでこんなにツライんやろ…」と思うことも多かったですが、今となっては「全部自分が創ってる」という自覚があるので新たな課題が出てきても状況や人のせいにすることがなくなりました。

そのことに氣づかせてくれたのが共に歩いてくれたヒーラーさんでした。

ホントのヒーラーとは自分が「被害者ではなく創造者だった」ことを思い出させてくれるひと。

そんな人たちのことを言うのだと感じています。

今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。





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