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尊厳を思い出すとき(つづき)。

前回の続きです。


朝、氣分転換をはかるために聴こうと思いiPhoneを触ってて出てきたのがホイットニー・ヒューストン。

彼女の歌は好きで昔よく聴いていたけれど久しく耳にしていませんでした。
「あぁいいかも…」
と再生したのが彼女の初のスタジオアルバム『そよ風の贈りもの』。

「ちゃんと聴くのは何年ぶりやろう?」
そう思いながら耳を傾けていると数曲聞いた後『The Greatest Love Of All』のところで胸がジーンとして…涙が出ました。

彼女の歌声に琴線が震えることはあったけれど泣いたのは初めて。
これまで何度も聴いてきた曲なのに何で?

歌詞を調べてみたら、これ自分を愛することの大切さを歌った曲だったんですね。



……

I decided long ago,never to walk in anyone's shadows
私、ずっと前に決めたの。もう誰かの影に隠れて生きないと

If I fail, if I succeed
失敗しようが、成功しようが

At least I 'll lives as I believe
自分の信じるまま生きるわ

No matter what they take from me
何を奪われたとしても

The can't take away my dignity
私の尊厳までは奪えない

Because the greatest love of all
なぜならこの世で最もすばらしい愛は

Is happening to me
私に起こってるから

I found the greatest love of all 
私はこの世で最高の愛を

Inside of me
自分の中に見つけたの

The greatest love of all
この世で最もすばらしい愛を

Is easy to achieve
見つけるのは簡単よ

Learning to love yourself
自分自身を愛することを学ぶこと

It is the greatest love of all
それこそがこの世で最もすばらしい愛なのよ

Greatest Love Of All /ホイットニー・ヒューストン


私、この曲、子供へ向けての愛についてのメッセージソングだと思ってきたけど全然違ってた。


ここ数日、劣等感を感じモヤモヤしてました。
その根本原因は家庭環境にあると書きました。

確かにそれは事実だけれど、昨日の記事を書いてからさらに鬱々としたものが心に広がっていくのを感じていて。

何がそうさせているんやろう?

今日一日過ごして思ったのは、劣等感を持つ原因を「親のせい」にしている自分。「被害者意識」でいる自分がイヤなんだとわかりました。


私たちは親を選んで生まれてきます。
魂が体験したいことを満たしてくれる親を自らチョイスして。

自分の人生において起きることはすべて自分が創り出しています。
それがわかっているからネガティブな氣分になったのです。

誰かのせいにしている限り、自分で人生を創造していくことなんでできません。

「私はそんなに弱くない」
ホントの私がそう言ってる氣がしました。


「劣等感」に始まり「責任転嫁」「被害者意識」などこれらすべてが自分への愛(信頼)の欠如により出てきた感情です。

ホイットニーの歌は私に「自分への尊厳は自分が与えるものだよ」ということを教えてくれてるように感じました。


今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。


<余談です>
素晴らしい歌声と歌唱力の持ち主であったホイットニー。
ドキュメンタリー映画を観て知ったのですが、現実の彼女は真実の愛を知らずに育ちました。いつも心はホントの愛に飢えていた。

彼女の歌声が私たちの心を震わせるのは「ただ愛されたい」と願う彼女の魂の叫びを感じるからなんだと思います。
そんな彼女がこの『Greatest Love Of All』をどんな氣持ちで歌っていたんだろうと思うと……切ない氣持ちでいっぱいになります。



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