わたしの存在価値は誰も奪えない。妹へのおそれが氣づかせてくれたこと。
明日11月15日、土星逆行終了。
6月30日からの4ヵ月半ほどの逆行期間中、何かしら不調和だったり詰まり感が解消されるような感じがあるかと思います。
私は今朝早速ありまして。
星ってホンマにすごいなぁ、と実感していて、今日はそのことをシェアしたいと思います。
今朝、妹から「家のことで話がしたい」と連絡がありました。
私は今、家族とは離れて住んでいて、心の距離も自分の心地よさを優先しているので彼らとの接点は少なめ。
以前は共依存の関係でベッタリで。
それが苦しくなり心を病んだことをきっかけに家族とは距離をとり、3年間連絡を絶っていました。
その間私はただひたすら自分と向き合い、ようやく心の調和がとれた今年の春、3年ぶりに彼らと再会しました。
家族も私を理解してくれて、今私は1人で平和に暮らしているのですが、妹に対しては解消しきれていない思いがあり、連絡がくる度にドキッとしていました。
そこには「おそれ」のような何かがあって。
私は彼女の何をおそれているのか?
長い間ずっと分からなかったそれが今朝ようやく分かりスッとしました。
それは「大切なものを奪われる」というおそれ。
妹とは年子で、幼い頃はまるで双子のように同じ格好をさせられ育ちました。
彼女が生まれたころ両親は大阪で食料品や生活雑貨を置く商店を営んでおりとても忙しかったのだそうです。
私も小さい上、乳飲み子がいたのではとてもでないけど生活がまわらないと考えた両親は、神戸に住む母の姉に妹を託しました。
おばの家には祖父母も同居しており、妹は幼稚園に入るまでおばの子供たちとともに育てられました。
祖父母は妹を溺愛し、おばの家族も急に現れた小さな存在を大切にしたようです。
その頃きっと何度も妹には会っているのでしょうが、私には赤ちゃん時代の彼女を見た覚えがありません。
記憶にある一番最初の妹は、4~5歳になった彼女が叔母と祖母に連れられ実家の玄関に向かって歩いてくる姿。
たぶんそれが妹が私たち家族の元に戻って来た最初の日だったと思います。
そのときに私が何を感じたのかは覚えていません。
姉妹(兄弟)で下が生まれると上の子がそれまで自分に向けられていた愛を奪われるのではないかという思いから「赤ちゃん返り」するという話をよく聞くけれど、私はそれをした覚えもなく。
ただ想像するに、幼稚園児の私の目の前に、自分と同じような年ごろの女の子がいきなり現れて「あなたの妹ですよ」と言われたところですんなり受け入れられなかったのでは?と。
自分の安全地帯に突然侵入してきた来訪者へのおそれ。
それが最初にあったのでは、と思います。
その日以来、私は無意識下で妹を「私から大切なものを奪う “脅威の存在“」にしていたのでしょう。
そんな自覚は全くなく大人になり、妹は私にとって何でも相談できるよき理解者だと思っていました。
が、家族と向き合い始めた当初、彼らへの嫌悪感が自分の中に湧き上がってきたときに妹に対して出てきたゆるせない思いは「保身」でした。
自分の身の安全を第一に考えた上での発言や行動を、私は心のどこかで嫌っていたことに氣づいたのです。
まぁこれも「自己犠牲が愛だ」と勘違いしていた私の目を覚まさせるために彼女が演じてくれた役割りなのですが、当初はそんな彼女を「汚い」とすら思っていました。
ちなみに父は「わがままで自分勝手な人」を演じ、私に【自分の思い通り好き勝手生きればいい】を教えてくれて、母は「自己犠牲をして家族を支える人」を演じ、【自分を一番大切にすることが愛】を教えてくれました。
妹の役割は「保身をする人」で、【自分の身を守ることを最優先させていい。それは自分を大切にすること】を教えてくれたと思っていたけれど、彼女の役割はそれだけじゃなかったようで、このことが分かってからも何か思いが残っているように感じていました。
それが「おそれ」だったのです。
彼女から連絡が来ると「今の私の平穏な生活を奪われるのではないか」「心を乱されるのではないか」というおそれが湧いてくるのです(彼女が連絡をよこしてくるのは大抵家族に何か問題が発生したときなので)。
私には「自分の持っているものを奪われる。なくなってしまう」という恐怖がいつも根底に渦巻いていて。
それは土星/牡牛座を持つ私の本質的なもので、それにより「私には何もない、足りない」という飢餓感が常にあり、特に土星逆行期間中はそれが顕著でずっと苦しんでいました。
スピリチュアルで「ない」ではなく「ある」を見よ、という教えがあるけれどどうやっても「私にはある」と思えなくて。
私には十分ある。
私は愛されていて満たされている。
誰も私から何も奪うことはできない。
そんな自分の存在価値がいつも揺らいでいました。
そしてどうやっても埋まらない欠乏感がつらくてつらくて。
それが今朝はスッと切り替えができたのです。
妹からのメールに一瞬ひるんだものの、
妹が何を言ってこようと家族に何があろうと、それが私の心を脅かすことはない。
外側の何かが私の大切にしているものを奪うことはできない。
なぜかそんな風に思えたのです。
そうしたらすごく心が軽くなって。
今日一日過ごす中でどんどん氣持ちが晴れていきました。
久しぶりに感じた爽快感。
そしてふと氣づいたのです。
明日は土星逆行終了日だということに。
土星先生からの課題をクリアしたんだと思いました。
私たちは本当に星の通りに生きています。
自覚のあるなしに関わらず、苦しんでいる事柄も悩んでいる期間も星の動きのまんまです。
それに氣づくと自分でどうこうしようとしなくていいんだな、と思ったのです。
と言うよりかどうにもならない笑。
これは何もしなくていいというのではなく、どうにかしようという思いで無理やり動くのではなく、星から与えられた課題から目を背けず向き合い続けていれば、ちゃんと時がくればいい方向にたどり着ける。
だからもっと宇宙を信頼すればいいんだ、ということを実感しました。
明日の土星逆行終了後の次の日16日は、牡牛座満月。
そして20日はいよいよ冥王星水瓶座入り。
本格的な風の時代の到来です。
星の動きに詳しくなくても、頭で考えずハートで動くことができていれば変化の波には自然とのっていけます。
私も「考える人」なので心のままに、というのが難しく感じるのですが今回のことをきっかけにもっとハートの声を聞き、宇宙に委ねていきたいな、と改めて感じました。
はぁ~っ、めっちゃスッキリ♡
今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。