陰と陽、プラスとマイナス→全てはバランス
去年一年間、まるで棒に振ったような時間の過ごし方をしてしまった。
今の世の不条理さを苦しく思い、何ひとつ希望を見いだせない時間の中で、心のバランスを保つために好きなことだけを選んで過ごしてきた。
やらなければならないことは山のようにあったのに、したくないことはおざなりにしてきた。
その結果、過去に経験したことのない立派でダレた体型になり、体力はなくなり、老化が進み、誰にも会いたくない病にまでなってしまった。
「落ちるところまで落ちた」
収穫もあったが、これまでの人生の中で何度もあった「どん底」を、また、過ごした。
が、また、持ち上がってきた。
入れる(汚れる)
出す(清浄する)
のバランスを自己チェックして、8対2の割合で、圧倒的に出すことが疎かになっていた。
パートナーの分も入れたら、9対1かもしれない。
「明日のための時間」がなかった。
「明日目が覚めたら死んでたらいいのに」と良からぬことを思いながら床についていた。
全てのことは後回し。
明日やろう。
そんな毎日だった。
わかっていても、できなかった。
今は真逆。
「明日(少し先の未来)の自分が喜ぶように、気持ちよくなるように、今を動けるようになった。
溜まりにたまった「負の遺産」。
頭がこんがらがって放り出していた「何から手をつければ良いかわからなくなっていたこと」の中から、一番やりたくないことから手をつけ始め、ひとつできたら「○」をつけるようにしている。
たくさんの使っていないものが収納スペースを占領し、長い間存在さえ忘れていたようなものたちが、収納スペースの中で汚れをまとっていた。
ごめんね。
収納スペースに空きがあるのに、整理してしまわずに、埃をかぶって薄汚れていた生活しずらくしていたものたちに、ひとつひとつ、ごめんね、ありがとうを繰り返しながら、サヨナラしたり、ピカピカに拭いたり。
あるべき場所に戻したり、仲間と一緒にしてやったり、居場所がわからないものたちの居場所を作ったり…
今は、
出す(清浄する→御祓祓い)を9、
入れるを1に変え、バランスが整うまではこの生活を続けてみようと思っている。
毎日動けていることに感謝します。
歩く。整理する。もとに戻す。掃除する。
明日またスムーズに動き出せるよう、全てを後回しにせず、全てをリセットしてから床につく。
こんな当たり前のことが、長い間、できずにいた。
日々、心が軽くなる。
ただ、人生初チャレンジも毎日ひとつずつやっている。
バナナパウンドケーキを焼いた。
高級和食店で出てくるような「蓮根しんじょう」も作った。
震えるほど。美味しかった。
毎日、初チャレンジを1割。
御祓祓いを7割。
日々を美しく保つための日課を2割。
評価チェックの高い自分が、自分に合格点をあげられるまで、とりあえずこの調子で頑張ろう。
心が少しずつ軽くなってきた。
少しずつでいい。
ちゃんと、マイナスをゼロにちかづけることができている。
今日も一日ありがとうございました。
心からそう言える日々の連続が「幸せ」なのだ。