ループ&ループ
投資をしていて気付いたことがある。それはいくらテクノロジーが進化しても人間の感情のコントロール能力はほぼほぼ変わってないことである。能力と言えば中学生の時は矢鱈と重力を出す能力に憧れてたな。東京アンダーグラウンドだね。チェルシーローレックだね。圧倒的お姉さん。萌えへの目覚め。キモオタ誕生の瞬間。どうでも良いね。
話を戻そう。感情と論理(やデータ)を切り離して考える、これが出来ている人はやはり少数派なのかなと思う。その証拠にAIによるインデックス投資には、投資の父であるウォーレン・バフェットもやはり勝てない。にも関わらず、未だに個人の判断で売買をする人の方が圧倒的多数である。つまり、そこには人間特有の“感情”がどうしても入り込んでしまう。感情は恐怖や楽観によって時に間違った判断を下す。そしてそれが平均株価指数としてグラフに現れ、それがムードを作り、更に加速する。バブルや暴落はまさにこれにあたる。これは全員がAI投資に委ねていればある程度抑えられることであるが、やはり多くの人は何処かでAIよりも自分の判断が信用できると思っているのだろう。
そして、言い換えると“感情による判断ミス”が存在する限り、勝つことは可能である。単純な話、下がり過ぎた時に買って、上がり過ぎた時に売るのである(もちろん複利狙いの投資も必要である)。矛盾した話に聞こえるかもしれないが、別にAIに頼らなくたってこれくらいなら自分でもできる。現に僕は投資の勉強は乃木坂46の高山一美さんの金投資の本で“ドルコスト平均法”を知ったくらいで、AIに任せてない部分では、基本は“ドルコスト平均法”と、バフェットの“損切りせずにナンピン”を組み合わせている。完全AIにしない部分に関しての理由は単純で、自分の予想が当たったら嬉しいから、である。AIは最強。しかし自分で考えることをしなくなった途端、人はボケる。お金は貯まるかもしれないが、それを使う人間がバカになるため、トータルでは損をしてしまう。あくまで人生は健康ありきなので、そこがダメージを受けると元も子もない。AIは最強だけど、やっぱ自分でやるのが楽しいよねって話。そして自分でやる人がいる以上、やはりそこは最大の弱点であると同時に、他人からは最大の勝機になる。歴史は繰り返すし、投資は永遠に終わらないだろう。
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