【English/Book Recommend】Is There A Santa Claus?
こんにちは、Allexです。
洋書ではありませんが
クリスマス🎄の時期なので、2020年に知ったばかりのこの本を紹介します✨
昔から有名な話らしいのですが
2020年にイングリッシュチャットのメンバーから紹介してもらうまで、全く知りませんでした。
「とっても素敵な本よ。子ども向けなんだけど、大人が読んでも面白いと思う」と紹介され
興味があったので、日本語版に翻訳されたものを買ってしまいました🎅
『サンタクロースっているんでしょうか?』
原題は
Is There A Santa Claus?
というタイトルの社説で
元々、バージニア・オハンロンという当時8歳の女の子がニューヨーク・サン新聞社に宛てて書いた手紙に答えて書いた記事。
8歳というと、サンタクロースの存在を信じるのが難しくなる年齢ですよね。
親や家庭によって対応は様々かと思いますが
バージニアもそのうちの1人でした。
クラスの子に「サンタクロースなんていない」と言われて、本当にいないのか父親に聞いたところ、父親が「サン新聞社に問い合わせてみなさい。サン新聞社がいないというならいない、いるというならいるんだろう」とバージニアに伝えます。
その通りに、バージニアが新聞社宛に手紙を送ってみたところ、新聞社のフランシス・チャーチという人がこの手紙に向けて返事を書いたものが社説欄に掲載されたのが有名になった経緯です。
この翻訳本は子ども向けに読めるようにひらがなで書かれていることが多く、ページ数も少ないので10分もあれば読めてしまいます。
ですが、これを読んで思ったのは
紹介してくれた人の言ったとおり、
親や大人になった私達にこそ響くものがあるのでは、でした✨
サンタクロースがいるのかという問いに答えるだけでなく、
このフランシス・チャーチという人が書いたその理由(サンタクロースはいるという理由)が
とても素敵な考え方だったからです✨
愛情、思いやり、尊敬の気持ち
悲しみ、怒り、切ない気持ちなども
目には見えません。
姿形がないからです。
でも目に見えないから
その姿を見たことがないからといって
それが存在しないことの証明にはならない。
「目に見えるものだけを信じるなんて、なんて世界が狭いんだ!」とフランシス。
目に見えないもの、触れられないものだって
ちゃんとある。
愛情も、思いやりも、ぬくもりも。
サンタクロースという存在だって
ないよりあると信じた方がずっと楽しい!
サンタクロースはいるよ、トナカイが引くソリに乗って、クリスマス・イブの夜にいい子にしている子のところへプレゼントを配ってくれるんだよ
そんなのいるわけないじゃん!
より
クリスマスツリーを飾って枕元には靴下を置いて
サンタさんにお手紙を書いて
ジングル・ベルやあわてんぼうのサンタクロースの歌を歌って
皆んなで楽しく過ごす方が
素敵だし、人生はきっと楽しい🥰✨
(手紙を書いたり歌を歌ったりは年齢が上がると難しくなりますが😅笑笑)
「目に見えるものだけが全てじゃない」という
考え方に惹かれました。
サンタクロースに限らず、ですが
ちっぽけな1人の人間である自分には及びもつかない知識が世界中に溢れていることを知ること。
そんな感じです🥰
お読みくださり、ありがとうございました。