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【Home】マイホーム〜注文住宅記録〜 12
こんにちは、Allexです。
前回は引き渡し直前のトラブルまでを書きました。
今回はその後の「引き渡し」までをお話しします。
(引っ越しまでを書くつもりが長くなってしまいました…)
1.工務店との面談
延期になるというショックな連絡から仕事が休みの4日後。
工務店の事務所ではなく
カフェで話を聞くことにしました。
工務店の事務所でも
私のアパートでも
どちらの場所でも
おそらく
ブチ切れた私が怒鳴り散らかしてしまう未来しか見えず😢
怒鳴って怒ってブチ切れても仕方ないけど
やり場のない怒り
工務店だけではなく建築家も何故気づいて確認してくれなかったのかという怒り
あれだけ仕事先の休みを調整して家族やいとこも休みを取ってくれたのに、という悲しみ
ダメだ、絶対怒鳴り散らかしてしまう💦
それは嫌だ💦
悶々とした私が考えて出した結論は
工務店の事務所でも私の家でもない
第三者がいる場所
カフェがいい☕️ でした。
リラックスした音楽と大好きなコーヒーの香り
周りの目もある
ここなら怒鳴り散らさず
冷静に話を聞けるんじゃないか
本当に冷静になれる自信がなかったので
冷静になって話を聞ける環境にしたかったのです。
でも、私には怒る権利がある笑
こんな事態になって、
「家まで説明しに来い!」なんてキレてもおかしくはない状況だけど
カフェを選ぶって変かな。
どうかな。。
私の直感はカフェがいい☕️と言っているけど…
また悶々と悩み。
相談したのは
土地探しの時に私に「足りないものを気付かせてくれた」お家のスペシャリストである東京の友人です。
友人は私がお家を建てていることは知っているし
Facebookでちょくちょく進捗をアップしていたので
彼女も私のお家がもうすぐ完成することは知っていました。
土地探しの時に助けてくれたのを思い出し、
彼女に相談の電話をしました。
「…というわけで、場所をカフェに指定したいと思ってるんだけど、いいかな!?」
「Allexがそうしたいならそれでいいんじゃない?」
はい!決定!!笑笑🤣
単純に、誰かの後押しが欲しかったのです。
営業担当者に連絡を入れて
場所と時間を指定。
当日は
私の思惑通り
怒鳴らずブチ切れずにすみ(笑)
終始穏やかに話が進みました。
話の目的は工務店を責めることではなく
引き渡し日が延期になったからといって
急ぐために突貫工事をしないでほしいこと。
ちゃんとしたお家を建ててほしいこと。
無茶な作業で大工さんが怪我をしないこと。
だったので。
(もちろん延期の理由はちゃんと聞きました。
一番最初の打ち合わせで同行していたベテラン監督の方が、やはり途中から抜けていて(おそらく別のところを担当していたのでしょう)、若い現場監督だけで進めていたみたいなのですが
その監督がスケジュールを甘く見積もっていたとのこと。
「ギリギリ、カツカツのスケジュールだけどいけるだろう」ではなく「いけるだろう」だったらしいのです笑
なので、2週間前というかなり目前になってあれもこれも付いてない、まだできてない、という状況に「マズイ、間に合わない」となったらしいのです。
若い方だったので、おそらくあまり経験がなかったのかなと勝手な推測ですが
どんな人も最初は皆経験が浅いところからスタートするものなので(技術職ならなおさら)、特にこの方を責める気持ちは全然なかったのですが
気になったのは「若くて経験が浅いのなら、なぜ社内でダブルチェックがなかったのだろう」です。ベテランの方や他の方が進捗状況を定期的にダブルチェックしていたらもっと早くにわかったのではないか…というモヤモヤはありました)
今度こその引き渡し日を確認し
延期によって余分にかかる費用は全て工務店が持つことだけで
お話は終わりました。
そして
アパートや引越し業者やその他諸々のキャンセル連絡を怒涛のようにこなす日々。
仕事先にも、もうシフトが決まっていたが
事情を話して有休を取り直させてもらい、
家族も母以外は予定を調整してくれました。
2. 3週間後の自宅確認と進捗確認
前回とは見違えるように進捗が進み、足場はまだ残っていたものの、キッチンやパントリー、造作カウンターや他の建具もほぼ全て仕上がっていました。
そして、
いよいよ引き渡しの一週間前になったので
銀行にて工務店に残金の支払い決済の手続きをしました。
建築確認申請完了検査の支払いも振込み、
最後まで迷っていた1階リビングのエアコンも購入決定。
(これについては、また別記事にまとめて書く予定です)(意外に、思い込みだけで買おうとしてたら建築家から「そのエアコンでは馬力が足りませんよ」と言われて…)
3. (引き渡しの4日前)最後の施主検査
これまでの疲れとストレスがたたり、
せっかくの引き渡しまであと少しというところで珍しく右眼にものもらいが🥲
施主検査という名の引き渡し前のチェックです。
後で知ったのですが、引き渡し前のチェックに別のプロ業者に依頼する人もいるんですね。
まったくその考えがなかったのと
工務店を信用していたので特に今も住んでて問題はありませんが。
依頼するとまた費用がかかりそうですが
やはりプロの目から見た最終確認ということで安心するのでしょうか。
ブルーシートが全て取れており、設備も全て綺麗にバッチリ取り付けられていました。
もう今日引き渡しでも大丈夫、というレベル。
ここぞとばかり、いっぱい写真を撮っておきました笑
(全く家具を置かない状態の家はこの時だけですから)
4日後には右眼のものもらいが治っていることを願いつつ、自宅を後にしました。
4. 引き渡し
朝9:30。
太陽がキラキラ輝く雲ひとつない、とっても綺麗な晴天。
ブルースカイ笑
家の記念写真がすごく良く撮れました笑
残念ながら母だけ仕事の休みが取れなかったので、姉と妹だけ駆けつけてくれました。
(妹も子どもの幼稚園の用事があったので、引き渡しの途中抜けましたが)
工務店から「新築祝い」のブーケをいただき、
着工から今日までのお家造りドキュメンタリー動画風なビデオまでいただきました。
(ビデオや写真を撮っててくれたのはカッコいいイケメンのお兄さんでした笑)
さすがにこの日は地鎮祭と違って社長まではいらっしゃいませんでしたが、
ビデオメッセージにて工務店のスタッフ方達のメッセージもいただきました。
感無量でした✨✨✨
こうやって書いてみると
12章ちょっとで終わる話になりましたが
実際はもっとたくさんの出来事や
たくさんのことを決めてきました。
色んな人達が関わって作ってもらえたお家。
遠方だったので頻繁には建設中の自宅を見に行けませんでしたが
動画の中で、大工さんや左官の職人さん達が丁寧に丁寧に仕上げてくれているのを見ると
全員にハグして回りたい気持ちになります🍀
普段何気なく車を運転していて、
どでかいトラックが走っているのを見ると
私のお家もこうしてたくさんの木材や設備を運んでくれる大きなトラックの運転手が居てくれたおかげなんだなぁと感じるようになり
運送業者のトラックを積極的に道路に入れるようになりました🙏🏻
若い現場監督は
今回の失敗を経験として生かしてくれたらいいなと思いました。
すごく良い方だったので、ぜひこの先も工務店の現場監督を努めていって欲しいです。
営業担当者には本当にお世話になりました。
最初から最後までスマートな方でした笑
この方のおかげでアクシデントがあったにもかかわらず、工務店の印象は悪くなっていません笑
感謝しかないです。
建築家にも御礼を言いましたが
最後の最後に、「あの時現場を見に行っているのだから、工程を確認してくれてたら…」が
少しだけ引っ掛かりましたが…
(また、noteには詳しく書く予定はありませんが
実はもう一つ図面設計の段階で揉めたことがありました。
“建築家に依頼する“のはやはりお金の問題だけではなく、自分には少しハードルが高かったのかなと…貴重な経験でした)
ただ、住んでみて、設計をしていただけたことには
感謝しかないです✨
とっても素敵なお家に住んでいると
毎日感謝して暮らしています😊🙏🏻
一人でここまでやってきて
大きな失敗もなく、良かったじゃないかと🍀
そう。
土地探しやローンの決済、図面設計、工務店探しや
各種契約、などなど
ぜーーーーんぶ1人でやってきた
という達成感✨✨
1人だったからこそ、スムーズに決定できたという利点も大きいです。
不安もたくさんあったけど
後悔ポイントはほんのちょこっとだけ。
満足感や幸福感の方が圧倒的に大きいです。
最後の最後。
玄関のドアの鍵を工務店から受け取って
『引き渡し』完了となりました。
このドアも、ショールーム見学に行った際、
自分で決めてきたドアです。
たくさんあり過ぎたのであまり見ないようにし、
地域に必要な耐久性耐震性を考慮して決めました。
お高くなったけど、家の玄関のドアもこだわったので満足しています。
そのドアの鍵を受け取る🔑
ワクワクしました🥰笑
5.費用について
土地購入の不動産とのやりとり、建築家への設計料、銀行関連の決済や司法書士への登記書類作成のお支払い、建築確認申請、上下水道や
火災保険、地震保険、
引っ越し費用、家具購入。
土地や建築家&
毎回打ち合わせまでの高速代(交通費)
本当に
お金はかかりました。
トータル費用は教えられませんが(笑)
結論から言うと、予算はオーバーしました。
ですがオーバーしても大丈夫な範囲です。
予算て最初に決めるのですが
「絶対この金額からビタ一文も動かさないぞ!」
というわけにはいきません。
予算は決めたけど多分オーバーはするんだろうな、ぐらいに思っておいた方が良いと思います。
(予算オーバー全くせずに建てられた方がいたらすごい!!👏🏻)
オーバーさせずに節約して妥協するか
オーバーしてもいいからこだわるか
人それぞれの部分です。
一番最初にFPに住宅ローンプランを見てもらっているので、一応その範囲内です。
(じゃなければさすがになんでもかんでもオーバーはマズイ)
途中で「あれも欲しいこれも欲しい」となることは私は一切なかったのですが
(よくある話では、施工中に棚を付けてほしいとか追加を要望するもの。それはなかったです)
何故予算オーバーするのかというと
単純に、実際建ててみないとわからない細々した費用が積み重なるのです。
司法書士への登記依頼や建築確認申請の料金は思っていたよりも高額でした。
交通費も想像以上の出費になりました。
また、完成が近づくとマイホームに住むことが楽しみになり、浮かれてしまってちょっとたくさん家具や家財を買い過ぎてしまいます笑
『無事に引き渡し』までを書きました。
次回は「引き渡しのその後」について書きたいと思います。
お読みくださり、ありがとうございました。
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ワクワクしながら手作りしていた
マイホーム完成の招待状💌
Instagramからアイデアをもらい
マスキングテープやステッカーで
アンティークな感じを目指しました
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だいぶしっかりした厚紙を選択してしまい
もう少し安価な材質でもよかったかと
あとでこっそり反省🤣
でも満足度は抜群‼︎
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招待状といっても
身内や数少ない友人向けなので
十数人程度ですが✨
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妹にも教えたら妹もシーリングにどハマりして
キットを貸してあげました笑笑
たかが招待状にこんな手間とお金をかけて…
とは思いません
自分がやりたいからやるのです💐
お家を建てる前からずっと手作りの招待状を
作りたいと思っていたから💖