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意外と危ない!豆乳アレルギーについて

こんにちは、あじさいです。

今回は豆乳のアレルギーについてです。
豆乳は健康に良いから安全!と思われがちですが、我々アレルギー科医から見ると、豆乳はリスクの高い食品なんです……。

豆乳を飲むと、ちょっと具合が悪いかも……
と感じたことがある方は、特にお読みいただけると嬉しいです。


私見ですが、女性は「豆乳を何回か飲んでるうちに、だんだんと具合悪くなるようになったので飲むのをやめました」という方が多い気がします。
一方で、飲む機会が少ない(?)中高年以降の男性は、初めて飲んだ豆乳で一気にアナフィラキシーを起こす方もいらっしゃる印象です。
豆乳だけは特別危険です!
もし既に「豆乳を飲むと具合が悪い」という方は、それ以上飲むことはせず、アレルギー科を受診して相談されることをおすすめします。
Gly m 4は、どこの病院やクリニックでも測定できるわけではありません。
測定を希望される場合は、事前に問い合わせることをお勧めします。
プリックテストでは、ハンノキ科のエキスや、豆乳そのもの(特に成分無調整の豆乳)などを使って判定していくことが多いです。


豆乳のアレルギーは本当に危険なことが多いのですが、まだまだ知名度が低いため、もどかしく感じることが多いアレルギーのひとつです。
もし周囲に「豆乳アレルギーかも」という方がいたら、是非この記事の内容をお伝えください。

次回は、「実際に豆乳にアレルギーががある場合、どんな食品に気を付ける必要があるのか?」について解説します。

ご覧いただき、ありがとうございました。