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スマホを見ている時間が単純に遊んでいる時間では無くなった

スマホばかり触っている人は、本当に不真面目なのか?

僕が携帯電話を持ったのは中学生のころ。まだ折り畳み式の携帯電話でi-modeを使ってメールをして楽しんでいた頃だ。当時、主な連絡手段は電話がメールで、SNSのようなサイトはMobageやmixi、GREEくらいだったがおもしろくてずっと携帯を触っていた。

携帯ばっかり触ってないで、勉強しなさい!!!

常日頃、親から怒られていたものだ。親から見れば携帯電話は、子どもに持たせたら遊んでしまう、勉強をする時間を奪う道具という認識だったのかもしれない。

実際、家庭教師や塾でバイトをして、生徒がスマホを触っていたとすれば

スマホ触ってないで、勉強に集中しなさい!

そう怒る人が多いのではないか。よく「会議中に隠れてスマホを触っていたのがバレて怒られた」といった話を聞く。事実、その人は会議中にゲームアプリをしていて怒られたのだが、本当にスマホ、ないしモバイル端末を触っている人はみんな本当にやる気のない、不真面目な人物なのだろうか?

僕の答えはNoだし、おそらく多くの人の答えも僕と同じだろう。では実際にNo、と答えた人は会議中や大事な会話をしている最中にモバイル端末を触っているだろうか。この答えもNo、の人が多いように思える。

モバイル端末を触っている人がみんな不真面目とは限らないということは分かっている。メモを取ったり、分からないことをググるためにスマホを見ているのだろう。そうゆう人たちの方がより真剣に議題やその会話に向き合っている。しかし、いざ自分がその場でスマホを触れるかといったら、できない人の方がまだ多いような気がするのだ。

別にそれをしないこと自体を非難しているのではない。

モバイル端末を触っていることが不真面目だ。という空気感を消し去りたい。

気付いている人はもう多いはずだ。ただそれを実行できない、実行しにくい環境、雰囲気というものが僕はいやだ。そういった空気感というものを少しでも変えたい。そんな影響力などないのだが、せめてこうゆう場に書き留めたい。

幸い、うちの研究室はわりと自由なので、ノートにメモする代わりにスマホでメモしたり、1番よく使うのはわからないタンパク質や実験方法など、その場で調べるのに使っている。

わからないことをその場で情報にアクセス出来るのはありがたい。発表や内容を遮って自分の無知のために全体の時間を使うことがないからだ。気になればその場で解を見つけられる。これが最も効率的だと思う。

こんな便利なものをなんでもっと自由につかえないんだろう…

そう思いながら、少しでもこうゆう認識を広めてより効率的に生きたい。

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ミケ
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