資格の意義。
一週間お疲れ様。
やっと待ちに待った金曜日。明日は休みなので浮かれてる人は多いだろう。
僕も最近は修士論文で忙しい。まだ提出は先だが発表の準備もあるし予稿も書かねばならない。明日が土日と言えど休まらないのが現状である。とはいえ、研究室にいかなくていいのは嬉しい。
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話は変わるが僕が忙しいのはなにも修士論文だけが理由ではない。入社予定の会社から研修という形で英会話と簿記の資格を勉強しているからです。
修士論文の発表が2月の中頃、同じ週の週末に英語研修のために東京に、そしてその次の日曜に簿記三級の試験日。なかなか多忙ではないか…
簿記に関しては三級なので比較的優しい。しかしまた働いていない身としては実際の取引の流れや、買掛金、売掛金、仕訳日計表など、聞きなれない単語に苦戦中…
よく言われることですが、「資格なんてとっても意味がない」という言葉。僕はどちらかというと賛成です。いくら資格を持っていようとそのスキルを使わなければ意味がないし、使わないとその資格自体錆び付く。実際、16歳で基本情報技術者を合格したが、そこまでこの資格を生かせたかと言われれば怪しいし、もうすぐ10年たつので知識もトレンドも穴だらけ…
ただ資格自体は否定しない。腐っても資格なのである程度の称号にはなり得る。企業勤めなら使う使わないに関わらず、給与にも若干の差も出る。
ただ僕が1番良いと思うのはそういったところではなく、「知るきっかけ」となるところです。企業から一年以内に簿記三級を目標にして、と言われなければおそらく簿記に関する勉強はしなかっただろう。
簿記の勉強を始めると自分の知らないことだらけで面白い。そして実際の取引がこうゆう風に処理されているのかと関心もする。この体験は大切なものだと思う。
人は学校を卒業しても、死ぬまで日々何かを学んでいかねばならない。
社会人の多くはあまり勉強しないという。忙しく、疲れて勉強する余裕がないかもしれないが、僕はこれからも勉強を続けたいです。
資格というのはそのきっかけになりうる。その点に関しては有意義なものじゃないかなと僕は思います。
そんなきっかけがなくても勉強できることが大事だと思いますけどね。