動画第47弾「クラシックの名曲に挑戦しよう1~愛の喜びは」
アラインです。よろしくお願いします。
今回投稿した曲は、クラシックサックスの神様マルセル・ミュールが編纂した「クラシック名曲集」から選びました。全2巻計20曲収録されており、私は第1巻を持っています。
サックスは新しい楽器なので、バロック音楽のように古い作品はありません。そんなサックス奏者のためにきっとミュールさんは名曲をかき集めて編曲して下さったのかなぁと思うと大変ありがたい楽譜です。
ともすれば、サックス吹きという人種は技巧的で刺激的な作品を「どんなもんじゃい!」と披露される(orしたがる)ものです(←個人の感想です。実際は違う場合があります。)が、僕だってそんな刺激的な曲に憧れて出来もしないのにイキがっていた時代もありました。
歳を重ねると、この作品集に収められているようなクラシックの純粋にメロディーが美しいとか、歌心があるとか、そんな曲に惹かれるようになりました。
そして、今は演奏動画を投稿し、今年からはソロの曲も出し始めたのでせっかくだから全曲制覇しようかなと思っています。というわけで、今回のタイトルは「クラシックの名曲に挑戦しよう1」というわけです。無事20まで完結したらほめて下さい🙏
さて、この曲「愛の喜びは」は穏やかで優しいメロディーから始まり、中間部ではテンポがあがり、不安げなメロディーになり、最後にまたテーマに戻るという構成です。
原曲は歌曲で、”愛の喜びは一瞬しか続かない
別れの悲しみは生涯続く”(wikiより引用)と歌い出します。歌詞をたどると彼女にふられて、その彼女には新しい彼氏がいて、あなたは変わってしまったと嘆いているような内容です。
決して結婚式で演奏してはならないと、私の崇拝するサックス奏者雲井雅人氏は述べておられます。
私は誰かの結婚式でこの曲が流れててニヤニヤ笑っていた記憶があります。タイトルとメロディーにだまされて安易に選曲してはいけないですね。
演奏について。アウフタクトで、A→Fと始まります。このFの音程がなかなかとりづらい。サックスはFが高くなります。そして、僕はAは低めです。なので、Aは高めにFは低めにっていうのを曲のど頭から意識せねばならぬという結構難しい出だしでした。実際Fの音程は怪しいのであまり耳をすませて聴かないで下さい。
喜びに満ちた前半部分、なんであなたは去ってしまったのかと不安になる中間部分、そして、記憶の中のあなたとの幸せな時間に思いを馳せる後半部分の吹き分けができていたらいいなと思います。
というわけで、今回はここまで🎷
よかったら聴いていってください🐻✨
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