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ひとりサックスアンサンブルの人が吹奏楽コンクールに出てみた。

お久しぶりです。一瞬だけ動画紹介の記事をサクサクっと書いていたけど、またやる気を失って放置しております。アラインです。よろしくお願いします。

器楽は自分の精神状態を言葉に変換する作業をすることなくダイレクトに表出できるのが魅力だなと思っています。気持ちが上がってても沈んでても楽器を吹くのは楽しい。

文章は気持ちが下がってるときは何も書けません。最近、動画投稿の紹介文を書くのにとても苦戦しています。ポジティブな事が書けない。明るく振る舞える人は立派だなと感じます。

というわけで、noteをサボった言い訳はこれくらいにして。

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この度、10数年ぶりに吹奏楽コンクールに出場しました。きっかけは古い友人?サックス仲間?からのお誘いでした。

動画投稿を始めて、そこそこ楽器を吹く力を取り戻してきて、ネットじゃなくてリアルの世界でも演奏したいなっていう思いはちょいちょいありました。

幸い、地域の吹奏楽団が家の近くで練習してるから見学に行こうかなと何度も考えました。

ただ、行動に移せなかったのは「人付き合いがあまり好きでない」から。「アットホームな団で演奏以外にもボーリング大会とかBBQとかレクがありますよ〜」っていう紹介文が高い壁として立ちふさがる。

「別にレクがしたくて、友達が欲しくてやるんじゃないんだよなぁ。一生懸命練習して、いい音で演奏できたらいいじゃん。それだけで十分幸せじゃん。他に何もいらんやん。」っていう人間なので団体に所属することに強い抵抗と不安を感じていました。

それでも入ろうかなと思ったのは僕のそういう部分を知ってる人がいるということと、やっぱり吹奏楽したいっていう気持ちでした。



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さて。久しぶりの他人との演奏。めちゃくちゃ難しい!全然うまく合わせられない!

ひとりでカルテット練習してるときは、「4人だと10秒で解決できることがひとりだと何時間もかかるんだぞ!」ってイキっていた自分を反省しました。今ではひとりの方が何倍も簡単だと思ってます…。

そして、指揮者の方も僕のアラインとしての活動を知っているかのように「自分と同じ感覚の人は誰ひとりいません。周りをよく聴いて。」と言われました。ドキッとしましたね。ほんと。

ただ、勉強になったなと思ったことは他の楽器と合わせる経験ですね。吹奏楽部・団でずっと吹いてる人には当たり前のことかもですけど、ずっとひとりで吹いてる私からすると何もかもが新鮮です。

周りから色んな発音や音色(私は「ねいろ」と読みます。)が聞こえてくる。逐一反応して自分の音を溶け込ませる。ひとりだとなかなか出来ない練習です。顔も名前も覚える気はないけど、その人の演奏の癖は自然と覚えれてそれに合わせるのが楽しい。(この人はこの音が高め、この人はここで遅くなる、気まぐれにビブラートがかかる、などなど)

吹奏楽の練習に行くようになって自分の動画用の演奏の仕方も若干変わってきたような気がします。前よりも音を混ぜる事をより意識するようになりました。ピッチも楽器の都合を言い訳にせずできるだけ正しい音程をとろうとするようになりました。


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コンクール本番。久しぶりにコンサートホールのステージに立って、照明を浴びて演奏しました。人生で初めてコンクールに出たときから照明に照らされる感覚が好きでした。何度やっても心地よいし、幸せな気持ちになれます。

演奏の方は、なんか色々と事故が起こってました。結果も団としては残念だったみたいです…。まぁ、自分は楽しく吹けたから全然気にならないけど、ショック受けてる人もいたようです。


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というわけで、久しぶりのコンクールは楽しかったし、勉強になったという感じで終わりました。そして、しばらく吹奏楽団を続けることにしました。アンコン出たいので。アンコンでこそ今まで培った力を発揮するチャンスだと思うし。


それでは今回はここまで。

そろそろ動画紹介文を再開したいけど、また気まぐれに書きたくなったら書こうと思います。 


良ければ私のチャンネルを覗いてみてください🙏🎷