劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>はファンにとっては最高の作品
Get Wildです。セイラです。Still love herです。
ここまで読んでおわかりですね?
そう、これはシティーハンターファンのための記事です。
そして映画の内容、ネタバレしてます。
見ました。劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>。映画館で観たかったんですが。DVD。TSUTAYA準新作。先週まで新作だったやつ。
いやー・・・とても面白い映画だった。ただし、シティーハンターファンのみ。
これは否定的な意味ではなく、ファンなら確実に楽しめる、という意味です。ターゲットを絞ったのでしょうね。そして正解だったと思います。
獠ならこう言うだろうな・・・とか、香はこう行動するだろう・・・とか、今音楽が入ってくれたら良いタイミング・・・とか、とにかく期待を裏切らない。
曲のセレクションも良いですね。RUNNING TO HORIZONをシティーハンターの映像とともにまた聴けるとは。
依頼主もシティーハンターの世界観ぴったりの"美女"。香は現代アレンジされた可愛さになってましたね。
令和になっても相変わらずな獠と、相変わらずハンマー振り下ろす香ですが、香がハンマーで叩くときって毎回面白い言葉で突っ込むんですよね。今回はこれ。
「時代の空気、読まんかーーーーい!!!!」
おお。まさしく令和の空気を読んだセリフ。さすがSUPER GIRL。
冴子さん登場。変わってない。実写版なら天海祐希?警察の女帝です。
リアルタイムでこのアニメというか漫画読んでた時って、子供だったこともあり、警察と獠たちの関係性ってよくわかんなかったんですよね。今回は「公安」の微妙な立ち位置とかはちゃんとわかりました。ただこれ大人になったからではなくコナンの映画で得た知識な気がする。
ファルコン。いや海坊主。と、美樹。防弾ガラス付き喫茶店、キャッツ・アイが襲撃されるとは・・・いや襲撃は普段どおりか。
あらためて、今回のヒロイン。名前は忘れた。
声優は、キョウリュウジャーのキョウリュウバイオレットの中の人(飯豊まりえ)らしい。
ボディーガードは最強のスイーパーです。
彼女は「プライベート・アイズ」として重要な鍵を握っていることが後半わかる。前半からさんざん伏線が張られているが・・・最後まで気づかなかった自分はバカなんだろうか。
そして、若い美女、というセオリー通りの依頼主。
まさかのキャッツ・アイ参戦。これはファンサービスですね。僕はキャッツアイ世代ではないのですが、それでも十分楽しめました。ドラゴンボールにアラレちゃんが登場した回のようなものですね。
海坊主と美樹のお店の名前ですし、ちゃんとオーナーとして登場してましたしね。それにしても、今どきレオタードなんて、ドラクエの装備品でしか見たことない。・・・あ、深田恭子がこの前のドラマ(ルパンの娘)で来てた気がする。
獠の銃の腕は変わらない。凄腕スイーパーというにはあまりにも凄すぎる腕で、ギャグかというくらい相手の弱点に命中します。だがそれがかっこいい。
最後、香と獠がお互いを見ずとも考えが通じ合い、見事な連携を魅せるところもすごく良かったです。ただファンである僕は香と同時に獠の考えが読めていた。
順番前後しますが、これは作中屈指のシーン。
これはもう・・・Still love herですね。ここでエンディング曲かかって映画終わってもおかしくないシーンだな・・・と思ったらちゃんとStill love her。重要なセリフが重なるからか、インスト版。
シティーハンターらしい、新宿の街のシーンです。
エンディング。
香に対する獠の、心の中のセリフが最高でした。
俺にとっては、変わらないよ、昔からきれいなものも大切なものも
本編は大満足だったわけですが、この後のGet Wildこそ真の本編。入りも最高です。
エンディングテーマ&スタッフロール。Get Wildなわけですが、ここで背景に流れる映像がとても良かった!
シティーハンターの名シーンの数々が、リメイクされ表現されているのです。
原作第一話、獠が自分の手の隙間から銃を撃つシーンや、香の兄、槇村が獠に香を託すシーンも。これは・・・ひじょーに、いい。
そして、アニメオリジナルなのにいつもベストエピソードに選ばれる「さらばハードボイルド・シティ」。セイラに獠が銃を向けられたあの感動シーンもありました。最後まで飽きさせない。
そして、ちゃんとStill love her。
最後の最後まで、期待通りすぎて期待以上の作品でした。