高級パンはそんなに美味しいのか?検証してみる(前編)
ここ札幌で高級パンがブームらしい。
パンの値段なんて100~150円くらいでしょ?としか思っていない僕のような人間は「1斤1000円!?高っ。買えるわけない」としか感じないわけです。「高級パン」という言葉をはじめて聞いた時、「つまりステーキとかが乗っているパンですね」と思った人は僕だけではないはず。(ただ最近までそれを信じていた人も少ないはず)
そんな自分ですが、最近、我が家のホームベーカリーの稼働率が落ちてきたことと、AIR-Gと旅コミ北海道で「高級パンブーム」の情報を聞いたので、そんなに言うなら自分の目で、いや舌で確かめてみようじゃないか、という気になったのです。※注 この記事を書いた時点でまだ食べてません。
さて下調べです。
まずは、札幌の高級パンの有名店を調べてみましょう。
嵜本
あら美味しそう。
お店の名前は嵜本。さきもと?南区にあるらしい。極生“ミルクバター”食パン 2斤950円。ふーん・・・あ、1斤で1000円じゃないんだ。
極美と同じ小麦をベースに配合した独自ブレンドで、自然な甘さを引き出しました。北海道産牛乳や北海道産生クリームを始め国産バターや蜂蜜の芳醇なコクを閉じ込めました。もっちりしっとり、ミミまでふわふわの、とけるようなリッチな味わいが完成しました。
そうですか。
うっかりひとつまみすると止まらなくなるので注意です。
本当にぃ~?
ここは大阪発の店らしい。それが北海道に進出か。我らの北海道を侵略しに来るとはいい度胸だ。
角食LABO
札幌発の高級パンのお店はないのでしょうか?ということで探してみましょう。
あった。「角食LABO」というお店。東区にあるようです。
右下のパンが高級パンなのでしょうか?
寶 〜TAKARA〜
道産小麦の「ゆめちから」と「きたほなみ」を使用し、北広島の百花はちみつや中標津の牛乳や生クリーム・卵をミックスした配合でリッチな味わいです。
あれさっきの嵜本のパンにも「生クリーム」が入っていた。なるほど高級パンには生クリームが入っているのか。スイーツだから高いのかな。
おかめや
続いておかめやというお店。
当店の食パンは中種法を採用することによりパンの製造に必要最低限の材料だけしか入っていないため、 牛乳や卵を使っておりません。
え?牛乳も卵も入ってないの?ちゅうしゅほう?
【中種法】とは、使用する小麦粉の一部をイースト、水、時には副材料も加えて中種を作り、2時間以上発酵をとった後、 残りの材料を加えて本捏ねをし、生地を作る製法です。
へ、へぇー。つ、つまりどういうことだってばよ。
美味しい・・・のかな。
おかめや本店は発寒にあるのですが、狸小路でもパンを買えるそうです。
乃が美
続いて乃が美。
生食パン2斤 800円。見た目がきれい。
駅から近い札幌アスティ店があります。1時間で売り切れるとか。予約はできるみたいです。
乃木坂な妻たち
最後、乃木坂な妻たち。
「豊潤な妻」800円。2斤・・・でしょうか。
耳は薄くてふんわり、ほおばった瞬間にコクのある甘い香りがふわっと広がる、まるでケーキのような贅沢な食パン。
ふーん。ケーキですか。
小麦だけではなく、生クリーム、バターまで徹底して素材を吟味いたしました。また蜂蜜を配合したことで、ほのかで上品な甘みが広がる「生」食パンです。生地ももちろんですが、香ばしくやわらかい耳は微かにキャラメルに似た風味があり、やみつきになる美味しさです。
札幌桑園本店。本店?あ、ここも札幌発のお店なんですね。
やはり札幌市民としては札幌発のお店を推したいところ。
ここに行くか・・・。北6西15。札幌駅から歩いて30分くらいか。
ということで、今月、初めての高級パンにチャレンジしてみることにします。
(後編へ続く)