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漁業の町「西伊豆町」ならではの魚のアラなどの堆肥化実験「ALL COMPOST NISHIIZUプロジェクト」がスタート!

 西伊豆町は、リアス式海岸の複雑な地形を持ち、古くからカツオ漁など漁業の町として栄える町です。リサイクル率は15.1%(令和3年度)と、全国平均の19.9%と比較しても低い傾向にあります。町内の焼却処理場は老朽化が進み、故障等による焼却量制限の増加などの課題を抱えています。 また漁業の町として魚のアラなどの廃棄物も多い状況です。

 そこで、西伊豆町では、ごみの減量化のため、これまで以上に再資源化の徹底を図り、併せて町民のごみ減量化の意識を高めることを目指しています。その第一歩として、本堆肥化実証実験を行うこととなりました。                    

 本取り組みは、「ALL COMPOST NISHIIZU プロジェクト」として、一般家庭や飲食店などから出る魚のアラや生ごみなどを地域内で堆肥化することを通じて、 西伊豆町の水産物をはじめとした有機物の地域内循環を目指していきます。

 この取り組みは、リサイクル率日本一を14回達成した鹿児島県大崎町及び一般社団法人大崎町SDGs推進協議会、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(代表理事:阿部 勝太、以下 フィッシャーマン・ジャパン)によるサポートのもと行い、大崎リサイクルシステムの展開を9月より開始いたします。

<施策概要>
●対象資源ごみ
・飲食店、スーパーマーケットなどから出る魚のアラ(秋刀魚、アジ、カツオなど)
・一般家庭から出る家庭系の生ごみ
・飲食店などから出る事業系の生ごみ
・剪定などで発生する草木ごみ
●スケジュール
・大崎町での技術習得研修プログラム(8月30日〜9月1日)
・西伊豆町消費生活研究会「生ごみ捨て方講座」 ※大崎町SDGs推進協議会レクチャー (9月4日10時~)
・簡易堆肥舎の設置(9月中旬)
・生ごみ回収&堆肥化 実証実験(9月下旬~)
・堆肥完成(2024年1月頃)
●役割分担
西伊豆町役場:大崎町への調査、西伊豆町民や関係機関への周知、制度設計
■フィッシャーマン・ジャパン:実証実験費用負担、情報発信や周知のサポート
■大崎町SDGs推進協議会:
・協議会事務局:取り組みパッケージの提供、取り組みに係る大崎町側の関係者調整、情報発信や周知のサポート
・有限会社そおリサイクルセンター:技術指導
・大崎町役場:行政事務手続き等の情報交換

<静岡県西伊豆町とは>
西伊豆町は伊豆半島西海岸の中央部に位置し、富士箱根伊豆国立公園及び名勝伊豆西南海岸の指定を受けている自然景観に恵まれたまちです。駿河湾に沈む夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれ町の誇りとなっています。また、海、山、川の豊かな自然に恵まれているため海の幸、山の幸も豊富です。
URL:https://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/

<一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンとは>
漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指しています。
URL:http://fishermanjapan.com

<鹿児島県大崎町とは>
⼤崎町は広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置し、⾃治体としてこれまで12年連続を含む、合計14回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧⽔で育む農畜産物は、⽣産量も国内最⼤級ながら、⾼い品質を求め常に挑戦し続けています。
URL:https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/

<一般社団法人大崎町SDGs推進協議会>
所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F
代 表 者:千歳史郎(代表理事)
事業内容 : 12年連続を含む合計14回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーを推進する。
設  立:2021年4月
U R L:https://osakini.org/

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