24話と愛
初めて観たのはたしか幼稚園の頃。
あの時私は何を思ったんだろう。泣いたかどうかも覚えてない。
涙する女の子のことをただじっと見つめて不思議に思っていたかもしれない。
もう一度観た。
涙が溢れた。
こんなにも愛でいっぱいだったなんて、子供の私は気づかなかった。
相手が誰だって、たとえ悪の組織の一員だとしても、自分に強い気持ちがあるのならそれは愛。
自分を犠牲にしてまでかばう気持ちも愛。
相手を想ってついた優しい嘘も愛。
その嘘を見抜くことができたのも、彼への愛があったから。
どうにかして2人をハッピーエンドにしてほしかった。
でも番組冒頭の題名で既に結末は明らかになっている。なぜだろう。
ここでもやはりキーワードは「愛」だと思う。
結末を知った上で観る2人の言動や表情に、とても愛を感じ微笑ましくなる。そして胸が苦しくもなる。
2人の愛を感じてもらうことが最大の目的なのではないだろうか。
「愛」と正義の戦士....
彼女たち、今回はもう少し早く登場して欲しかった。前世や未来がどうであれ、そこには大きな愛があったのよ。
明日のおやつはチョコレートパフェにしよう。