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話すことで心が軽くなる「ハッピー伴走者」でありたい
昔から友達の悩み相談に乗ることが多かった自分。久しく連絡をとっていない人からも「ちょっと〇〇のことで相談したくて〜〜」と連絡をもらうことが多々あります。
「なんでこんなに相談してもらえるんだろう」
ふと考えた時、今後僕がやっていきたいことが見えてきた感覚がありました。
何かに残しておかないと忘れてしまう、ということで、僕がやりたい「ハッピー伴走者」について書いていきたいと思います。
悩みまくっていた学生時代
僕は学生時代の頃から悩みまくっていました。人間関係の悩みはあまりなく、悩みのタネは「自分自身との向き合い方」について。
具体的な事象が起こったわけでもないのに、勝手に不安を作り出し、「なんか不安だ」といつも悩んでいました。
そこで中学生の時から読み始めたのが、メンタルや心理学の本でした。
記憶に残っているのがこの3冊。(サッカー選手の本ばかりですが、僕はずっと野球部)
メンタルとの向き合い方をたくさん学ぶことができ、本には大量の付箋を貼っていました。
ほとんどのページに付箋を貼っていたため、担任からは「お前、めっちゃ付箋貼ってるやん。すごいな」と称賛なのかドン引きなのか分からないような声をもらったのを覚えています。
特に3冊目の「なぜ、感謝するとうまくいくのか」という本は僕の人生を支え続けている本。恩師に勧められて読み始め、少なくとも5回以上は読み直しています。
たくさん悩み、たくさん本を読み、たくさん自問自答をしてきたおかげで、少しずつ自分との向き合い方が分かるようになってきました。
悩んで自分の取扱説明書ができた結果、悩みに寄り添えるように
大学生になると、それぞれが自分の将来について真剣に考えるようになります。僕自身も例外ではなく、「自分は何者になりたいんだ」「どうすれば楽しく生きられるんだ」そんなことばかり考えていたような大学生でした。
幸いにも行動力はあったので(今も結構あると思います)、年上の方に相談したり経営者にキャリア相談したりと、他の人の力を借りながら「自分なりの楽しい生き方、取扱説明書」が分かるようになってきました。
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たくさん悩み自分の取扱説明書ができたことで、友達の悩みにも寄り添えるように。
共感しつつ、第三者目線から自分の考えを伝えると、パッと顔が明るくなり、「相談して良かった!ありがとう!」と言ってくれる友達が増えてきました。
「自分は頑張ったつもりではないのに、人から感謝されること」が自分に向いていることだとよく言われますが、僕の場合は“人生相談”が当てはまる気がします。
人生におけるハッピーを一緒に考えたい
仕事や人間関係、自己分析など、人生相談と言っても人によって切り口はさまざま。
どんな切り口であっても、GOALは「幸せに生きること」です。
友達から悩み相談を受け、その人の人生におけるハッピーを一緒に考えたいなと少しずつ思うようになりました。
コーチングでもカウンセリングでも講座でもない形。時には自分の考えを伝えることもあるだろうし、一緒にチャレンジをすることもあるかもしれない。
伴走者としてハッピーになる方法を考えていきたいんです。
本気で相談者のことを考え、寄り添おうとしているかは言葉の端々から伝わります。「この人に相談して良かった」と思えるのは、本気でぶつかり合った時。苦しみながらも、一筋の光が見えた時、手を取り合って一緒に喜ぶ瞬間がめちゃくちゃ好きです。
今の僕はコーチ業もカウンセリング業もしていません。相談でお金を取る気も全然ありません。
やりたいのは、身近な人と一緒にハッピーになる方法を考えること。近しい距離の人がハッピーなら僕もハッピーだし、「楽しいねえ」と言い合える関係性を作っていきたい。
友達にハッピーのお裾分けをするためには、自分自身がハッピーでないとどうしようもできません。まず満たすのは自分自身から。
悩むことも苦しむこともあると思いますが、悩んだ分だけ人として厚みが出てくる。悩む経験があるからこそ、同じ経験をした人の気持ちに寄り添える。
そう信じて、今日もまた懸命に生きていこうと思います。
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