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令和の伝説誕生
ついに…令和の怪物が…伝説を…成し遂げて…しまった。
野球ファンとしては触れられずにはいられない、佐々木朗希投手の完全試合。1試合19奪三振の日本記録もセットで達成してしまうから恐ろしい。
史上最年少・20歳5ヶ月での完全試合達成。20歳でこの完成度なら、今後はどんな選手になっていくんだろう。楽しみすぎる。
奪三振の数だけでなく注目したいのが、球数である。この試合は105球で9回を投げ切った。1イニングの平均球数は12球に届かないくらい。三球三振だとしても、三振をとるには1人の打者に3球は投げる必要がある。
三振数が少なく、打たせてとるタイプの投手が105球完封なら分かる。ある程度球数が必要な三振を19個も取りながら、105球で完封してしまうのは本当にすごい。内外角・高低で揺さぶれるから、無駄なボール球は必要ないんだろうな。
補足として取り上げておきたいのは、捕手の松川虎生選手はまだ18歳だということ。18歳のルーキーは完全試合を導くだけでなく、3点タイムリーヒットを打っている。こちらもとんでもない怪物である。
野球系経験者なら分かると思うが、「エラーをしてはいけない」場面での守備は相当なプレッシャーがかかる。キャッチャーの場合、ふり逃げで出塁させることは避けなければいけない。ましてや佐々木投手のような高速フォークを操る投手だと、ショートバウンドを後ろに逸らさないブロッキング技術が求められれる。
最後の打者を三振にとった場面。プレーをしているわけでもないのに、ハラハラドキドキしてしまう。松川選手含めプレーしていた選手は、ミスを許されない空気にドキドキしていたはず。僕だったら耐えられないだろうな。
20歳と18歳のバッテリー。この年齢での完成度なら、今後はどうなっていくんだろうか。「漫画やん(笑)」みたいな、みんなが笑ってしまうような記録を作ってほしい。佐々木-松川バッテリーでは、大谷選手とまた違った楽しみ方ができればいいな。
高校や大学など、学生時代から応援していた選手がプロでも活躍してくれるのは嬉しい。2022年シーズンは色々な球団で若手選手が活躍している。
シーズンを振り返った時、「2022年も面白かったな」と言えるような名場面がたくさん出てくることに期待したい。
佐々木投手は奪三振数をどれだけ伸ばせるか。ダルビッシュ投手・野茂投手が記録した「シーズン・276奪三振」を超えて欲しい。これからもロッテの若手バッテリーを応援します。
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