空手道選手に学ぶ「ゾーン」に入るための3ステップ 〜試合で最高のパフォーマンスを発揮する方法〜
皆さんおはようございます!
アスリートメンタルコーチのあべちゃんこと阿部健二です。
今回は、世界選手権3大会連続出場の実績を持つ空手道選手・篠原浩人選手の事例をもとに、試合で「ゾーン」に入るための具体的な方法をお伝えします。
■ なぜ「ゾーン」に入ることが重要なのか?
試合中、「このまま負けたらどうしよう」「ここで技を出したら返されるかも」という思考に囚われた経験はありませんか?
このような思考は、本来持っている実力を発揮する妨げとなります。一方、「ゾーン」と呼ばれる超集中状態に入ると、余計な思考から解放され、直感的に最適な判断・行動ができるようになります。
それでは、篠原選手の事例から、ゾーンに入るための3つのステップを解説していきます。
■ STEP1: 理想の姿を五感で描く
篠原選手は最初のセッションで、「一番高い表彰台に立っている自分」という最高の場面をイメージしました。
【実践TIPS】
・目に見えるもの (観客、会場の様子など)
・耳に聞こえる音 (歓声、国歌など)
・体で感じること (表彰台の感触、メダルの重みなど)
をできるだけ具体的にイメージしてください。
イメージが鮮明になると、それを実現させようという意識が自然と働き始めます。
■ STEP2: 数値化して現状を把握する(スケーリング)
次に、理想の状態を10点とした時の現在の状態を数値化します。
例) 技の精度: 7点
体力: 8点
精神面: 6点
【実践TIPS】
・主観的な感覚で大丈夫です
・まずは3〜5項目に絞りましょう
・定期的に見直すことで変化が分かります
数値化することで、具体的な課題が明確になり、必要な練習も見えてきます。
■ STEP3: 試合直前の「3回の深呼吸」
篠原選手は試合前に、呼吸だけに意識を集中する「深呼吸ワーク」を実践。その結果、超集中状態で試合に臨むことができました。
【実践TIPS】
試合会場に入る前に立ち止まる
目を閉じて深呼吸を3回(呼気を意識的に長く)
呼吸の音に意識を向ける
吸う息で体にポジティブなエネルギーが入るイメージを持つ
吐く息で身体の中のネガティブなエネルギーを出していくイメージを持つ
このシンプルな方法で、雑念を取り除き集中力を高めることができます。
■ 実践してみてどうだったか?
篠原選手は、この3ステップを実践することで、試合での集中力が大幅に向上。「まるで無敵状態」と表現するほどの超集中状態を体験することができました。
特に注目したいのは、複雑なテクニックではなく、イメージング・数値化・呼吸という、誰でも取り組める基本的な方法で成果を上げている点です。
■ まとめ: 継続的な実践がカギ
ゾーンに入るための3ステップは以下の通りです:
五感を使って理想の姿をイメージ
現状を数値化して把握
試合直前の3回の深呼吸
これらのステップは、試合だけでなく、ビジネスの重要な場面や日常生活でも活用できます。
大切なのは、これらを「やってみよう」と思うだけでなく、実際に試してみることです。最初は完璧にできなくても構いません。継続的な実践を通じて、自分なりのやり方を見つけていってください。
そして、集中状態を作りたい場面のみでなく普段から習慣づけることを
お勧めします!
皆さんも今日から、この3ステップを実践してみませんか?
今回の内容について、もっと詳しく知りたい方は、個別セッションでご相談ください。選手それぞれの特性に合わせた具体的なアドバイスをさせていただきます。
それでは、また次回お会いしましょう!
次回はメダリストの「1年間の目標設定」の秘密 〜 なぜ彼らは"ブレない"のか?についてお送りします
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