日々是雑感2017/10/02

終わらないものはない。始まりがあるなら終わりが存在する。それも自然の摂理だろう。だからやりたいこともやらなければならないことも、始まりと終わりが存在しうるが、その中に永遠という時間軸は存在しないのだ。

時々聞くこの言葉「永遠の愛を誓う…」。よくよく考えると、そのような事は厳密には存在し得ないのだ。先述した通り永遠という時間軸が存在するならありとあらゆる事が永遠となりうるのだ。この言葉は矛盾の塊なのだ。

哲学者っぽい考え方で生き方をしてきたせいか、そういう言葉に違和感を感じる。否応無しに首を傾げてしまうのだ。自分の理解のために突き詰めてしまうと、今の世の中は不条理と不理解と、そして矛盾だらけなのだ。誰も指摘しないだけでなく、誰も考えたくないのだろうか。

何も矛盾を全て正せというのは無理筋な話なのかもしれない。そう考えるのが果たして普通なのか、それともただ変わっているのか、自分では普通と思っていても他人からは変わっているらしい。その間は永遠という言葉が当てはまらない。その間には言葉では単純に表現できても、実際の距離は宇宙の距離単位が当てはまるのかもしれない。

始まりがあるなら終わりが存在する。もちろん自分の転職活動も早く終わりになってほしい。いや、そうであってほしい。

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