日々是雑感2021/05/20

梅雨の季節がやってきた。洗濯物には不利な季節だ。足元にも不利な状況だ。

この季節は、もうそろそろ紫陽花の季節になるはずだが、まだ早いだろうか。

季節が巡ることはいいことだけど、このご時世の影響か体調の変化が激しい。乱高下が止まらない。早く晴れ間が戻って欲しいものだ。

外を歩くと緑が濃くなっているのが目に見えてわかる。個人的には嬉しい変化だ。そう、うつ病と診断される前の2019年はそれどころではなかったからだ。その変化にも感動的になれずに、ただただひたすら関東を歩き回る徒労な時間を過ごしたことが何よりも悔しい。だからこそ、今は緑一つとっても楽しむ時間を多く撮りたいのだ。

その緑一つとっても、色が多様で青緑、緑青、若竹色など、今思い出すだけでも何種類あるのだろうか。うつ病での脳の変質の影響もあってか、そういう独特の色の名前も感覚も思い出せない。これからまた覚えなおせばいいように思えるが、失った知識は取り戻すのに時間がかかる。

緑も一瞬一瞬違うように感じる。その日の緑が来年の同じ時に同じような緑になるとは限らないのを自分は知っている。

このひとときを大切に。自分に言い聞かせて、今日もひたすら歩く。