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日々是雑感2020/11/26

コロナ禍で何もかも狂っている。今に始まった話ではないが、随分前にリーマンショックで狂っていることを考えると特段驚かない。

教育の重要性、今の会社にいても痛切に感じることがある。労働法制、民法、憲法、刑法など今まで殆ど触れなかった事である。教育系で学んだことといえば憲法と教育基本法、それと美術芸術系で学んだ著作権くらいである。

特にここでは労働法制の微かな知識がしっかりとした知識につながっている様に感じている。残業規制、36法制…特に今の自分ではすごく今更感なものでもあるが、体が大事な時期であるが故に、今の自分の周りの環境が如何に愚かなのかよく分かる。正社員より周りの契約社員が信用できる環境だが、それだけ今の正社員として必要な経験値が不足している証左なのだろうか。

諸々の会社環境もおそらくそうだろう。人件費削減で経験値の高い契約社員が辞めていき、技術や知識の継承がままならない状況になっている。業務における相互教育の環境が不足しているのは明らかで、業務の属人性が進みすぎた弊害とも言える。また給与環境も総じて下がっている事も士気の低下に繋がっている。職能給やら進めているのもいいが、なら今の2倍3倍でも問題ないのではないか、と疑問すら感じる。

昨日、ほぼ同時期に入った同僚の退職で職場が荒れたが、様子を聞くと冷めた感じだった。同僚の感じが悪かったらしい。なんとも皮肉な感じだ。コミュニケーション不足も一因とも思うが、少なくとも会社環境の諸々の教育不足・体制強化のミスマッチが産んだ犠牲と自分は見ている。

また永い冬がやってきそうだ。

頃合いつけた自分は節目で逃げよう。

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