アルバイトの経験話③

帰国後、就職活動をしながらアルバイト生活をしていた。帰国したのが6月だったので、日本のいわゆる【新卒枠】での就活ではなく、単なる職探しなのだけど。

居酒屋の接客

帰国後すぐ、友だちのお母さんが居酒屋を始めたと聞き訪れてみたら、「アルバイトしない?」と誘われるまま、アルバイトをすることに。
ほぼオープニングスタッフみたいなかんじで始めたので、バイト仲間たちともすぐに打ち解けたしとても働きやすい職場だった。
居酒屋なので、もちろんメインの売りはお酒。なにを隠そう、私はお酒が飲めない。なので、お酒を出すけども、自分自身は飲んだことがないのでお客さんに「焼酎は芋と麦、どう違うの?」とか「◯◯って焼酎はどんな味?」とか聞かれた場合は【こういう味みたいですよ♫】と話の受け売りしまくり。そうしてお酒の種類とか、カクテルの名前とか、焼酎の特徴とか詳しくなった。生涯飲むことはないと思うけど。
オーナーである友だちのお母さんはアルバイトがいる時間帯はキッチン担当のため、カウンターに入るのは私かもう一人の先輩女性。おじさんは若い娘としゃべるのが好きだから、とお酒を作りながら話し相手になったりして、酔っぱらいの相手も上手くなった。ちなみに中年女性で若い男子目当てに通ってくる常連さんはアルバイトの年下くんがカウンターに入ることになっていた。
ーその後、就職が決まり正社員として仕事をしてからも定時に帰れる仕事だったので夜の時間をもて余し、アフター5からこの居酒屋バイトを続けていた。当時は珍しい?ダブルワークというやつ。
夕方〜深夜までのアルバイトは若くて体力があったからできたなーと思う。今は午後10時には布団に入りたい。

選挙運動のスタッフ


これも知り合いからのツテで声をかけてもらったアルバイト。
衆議院議員総選挙だったかな…なんか全国規模の大きいやつで、地元の選挙区で出馬するそれまでは聞いたことのなかった人の応援スタッフとして働いた。内容としてはチラシのポスティングや地域の様々なところへ旗を立てに行ったり、郵便局に大量のハガキを持っていったり、支援者のところへお届け物をしたり、雑用全般。選挙カーには乗らなかったけど、選挙カーに乗る人達や応援隊のおじちゃんたちとか、選挙がこんなに【体育祭みたいなノリ】だったとは知らなかったー!という経験をした。
2週間程度の期間限定のアルバイト。当時としては、内容の割に日給がかなり高くて『ウホウホ』で働かせてもらった。(この頃は居酒屋バイトとの掛け持ち)

その後、秋に無事に就職先が決定して正社員としてとある中小企業で働くことになり、いったん私のアルバイトライフは終了。(次は子どもを産んでから…)

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